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【劣化メカニズム】
コンクリートの複合劣化に関する次の記述中の(A)〜(C)に当てはまる語句について述べた次の組合せについて○×で答えよ。
凍結融解環境下では,コンクリートに(A)が供給されると,毛細管内における水の(B)の影響等により未凍結水量が増加し,さらに浸透圧の増加によって凍害による劣化の進行が促進されることがある。また,凍害で劣化したコンクリートには(A)が浸入しやすくなり,細孔内の(C)にともなってアルカリシリカ反応が促進されることがある。
(A)NaCl
(B)凝固点降下
(C)pHの上昇
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凍結融解を生じる環境下でコンクリートにNaClが供給されると,毛細管空隙中の水の凝固点温度が低下し,浸透圧による劣化が進行します。
凝固点とは液体が凝固し固化する温度のことを言い、相転移点の一種です。
水の場合は凍結する温度を指しますね。
また,NaClのナトリウム(アルカリ)イオンによってpHが上昇し、ASRが促進されます。
以上より
(A)NaCl
(B)凝固点降下
(C)pHの上昇
となります。
【答え】
○
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この記事を書いた人
なにわの合格請負人 Masanobu Mori
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