I-1-4 作業A~Gで構成されるプロジェクトがあり,各作業の所要日数と先行作業(その作業を開始する前に完了しているべき作業)が下の左表のように与えられている。作業AとBは同時に開始するものとする。ここで,プロジェクトの最短所要日数を短縮するために作業の見直しを行い,右表のように,作業Fを前半部分のFlと後半部分のF2に分割し,作業GをFlの完了後に開始できるように変更することを考える。この変更によるプロジェクトの最短所要日数の短縮日数として最も適切なものはどれか。

 

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図を書くのが一番だと思います。

 

お題をまとめると工程としてはAから派生する工程、Bから派生する工程があります。

見直し前、見直し後いずれもAの工程はシンプルで一つのラインですが、Bの工程は見直し前で2つに分岐、見直し後で3つに分岐します。

【見直し前】

工程①開始→A(5日)→C(5日)→E(4日)計14日

工程②開始→B(3日)→D(8日)→E(4日)計15日

工程③開始→B(3日)→F(6日)→G(8日)計17日(工程②からの分岐)

これを見ると、工程③が一番多くの日数を要することとなり、その後の①②は③待ちとなることから非効率となります。

よって、お題ではGの8日かかる作業をいかに早く取り掛かるかを考えた結果、その一つ前の作業Fを分割することで、Fの作業後半を待たずともGの工程に取り掛かることが出来る、という結果になったとイメージできます。

 

【見直し後】

工程①開始→A(5日)→C(5日)→E(4日)計14日

工程②開始→B(3日)→D(8日)→E(4日)計15日

工程③開始→B(3日)→F1(3日)→F2(3日)計9日(工程②からの分岐)

工程④開始→B(3日)→F1(3日)→G(8日)計14日(工程②からの分岐)

 

見直し前17日→見直し後15日となりその差は2日の短縮となります。

よって③が適当となります。

 

図さえ書ければ比較的解きやすい問題でしたが、少し時間はかかりました。

 

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この記事を書いた人

なにわの合格請負人  Masanobu Mori

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