【強熱減量】

【強熱減量】
試料をある一定の温度で強熱した場合の質量の減少量。セメントの場合は風化の程度を、
フライアッシュの場合は未燃炭素量を、人工軽量骨材の場合は焼成の完全さを確かめる指標となる。
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【なにわの合格請負人の一言】
強い熱によって減る量です。
セメントの風化は、セメント粒子が空気中の湿気と反応する現象です。
粒子の表面部分はすでに水和が始まっているため、コンクリートに使用した場合、異常な水和となります。
湿気がついたセメント粒子を例えばフライパンで炙ると湿気分が蒸発します。
風化していなければ、フライパンで炙っても蒸発する水分はありません。
つまり、炙る前の質量と炙った後の質量差が大きければ風化の程度が大きいということです。
フライアッシュの場合、未燃カーボン含有の程度を確かめる指標となります。
未燃カーボン（炭素UIKeyInputRightArrow）が多いとAE剤の使用量が極端に増えます。
強い熱で炙ると未燃カーボンが燃焼するため、炙る前より質量が減少するといったイメージですね。
 
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