【高炉スラグ骨材】

【高炉スラグ骨材】
溶鉱炉で銑鉄と同時に生成する溶融スラグを冷却し粒度調整した骨材。
細骨材と粗骨材がある。
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【なにわの合格請負人の一言】
鉄を作る際に鉄鉱石を高炉で溶かします。そして純度の高いものを銑鉄として使用し、
残ったものを高炉スラグとして使用します。
捨てればゴミですので、資源の有効活用となります。
高炉スラグ骨材は普通骨材と同様に使用できますが、特に粗骨材において吸水率が他の骨材より高く、
どちらかというと軽量骨材のような取扱いが必要となってきます。
いわゆるプレウェッティングを行わないと、コンクリートとした場合のスランプロスが大きくなるようです。
また、細骨材においては夏期に貯蔵設備内で固結することもあるため、管理には注意が必要です。
賞味期限は一般に1ヶ月程度となるようです。
その反面、コストを低く抑えることが可能です。
細骨材は、スラグを急冷して製造し、
粗骨材は、スラグを徐冷して製造します。
 
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