おはようございます。
仕事前に深呼吸でもして、朝の清々しい空気を体に取り入れましょう。

基本を知れば応用ができる

さて、今日は以前Con-Cafeのカテゴリに掲載した記事を再掲します。

コンクリート技士や主任技士を受験される方に質問です。

「粗骨材率」って知ってますか?

それくらい分かるって方にはこの記事は不要です。

だけど、これを見て直ぐに気づかない人は読んでみて下さい。

「細骨材率」いわゆるs/aですね。これはあまりにも有名です。

では「粗骨材率」いうなればg/aでしょうか。
これを知っている人はどれほどいるでしょうか。

答えはとても簡単で、全骨材中に粗骨材が占める割合です。

なんだ、そんな事か(笑)と思ったあなた。

基本を理解していませんね。

細骨材率が、全骨材中に占める細骨材の割合ということが理解出来ていれば、何の問題もなく解けるハズです。

細骨材率という意味を理解していれば、答えられて当り前という質問をしてみました。
何度も言いますが、細骨材率という言葉を知っていて、粗骨材率が分からなかったという人は、基本を理解していませんよ。

コンクリート技士ならば、それでも大丈夫かもしれません。しかしコンクリート主任技士などの上位の資格については、このような応用力を当り前のように求められます。
知らなかった、教えてもらっていない。では通用しません。


話をもとに戻しますが、では次の質問には答えられますか?


粗骨材の単位量(表乾):1050kg/m3
粗骨材の密度(表乾) :2.65g/cm3

細骨材率は45.0%

細骨材の密度(表乾) :2.60g/cm3

細骨材の単位量(表乾)を答えて下さい。


分かりますか?これは数値は違いますが、実際にコンクリート技士の試験に出ている問題です。
これを説くには粗骨材率という視点が必要なんですね。

細骨材率は45%です。つまり粗骨材率は55%ということになります。
粗骨材の容積は396㍑/m3

つまり、全骨材中の396㍑が粗骨材ということです。

後は簡単。
396㍑/m3を0.55で割るとちょうど720になります。
つまり全骨材量は720㍑/m3になります。

あとは、720-396=324㍑/m3
これが細骨材の容積で、324㍑/m3×2.60g/cm3=842kg/m3
が細骨材の単位量(表乾)となりますね。

どうでしょうか。粗骨材率という考え方を使えば、意外に簡単でしょう。
ちょっとしたお勉強会になりましたが、教科書では粗骨材率なんて言葉は使いません。
それは世間一般に使用されているいわゆる正しい言葉ではないからでしょう。
だけど、粗骨材率という言葉を使えば、今まで解けなかった問題が解ける可能性があるんです。

これは私が勉強会を教えていて、いかに理解してもらうか苦心して出てきた説明の一つです。

説明は少々逸脱していても、分かりやすいのが一番。これが弊社のモットーです。

再び話はそれましたが、「聞いてない」「教えてもらってない」では済まないのが試験です。
見たこともない問題が出てきても、基本さえしっかり理解出来ていれば、解けるものです。

頑張って下さい!

それでは本日も張り切ってまいりましょう。今日は書類整理です。本日もご安全に。
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