おはようございます。週も半ばとなりましたが、調子はどうでしょう。気持ちが緩んでやるべきことを後回しにしていませんか?軽重緩急を考えて仕事をこなしていきましょう。

さて、前回は崩れるようなスランプで数値そのものは範囲内であった場合、どう判断するか?というところで終わったと思います。

私の判断は、YESです。

というのも、スランプ試験の判定は数値でしか行えないからです。状態は明らかに悪いのに、数値でしか評価出来ないため、結果は合格になるのです。

しかし、それだけではあまりにも芸がなさすぎます。
レディーミクストコンクリートとは、ワーカブルであることが大前提です。これは、JISA5308に記載されているわけではありません。しかし、JISA5308を認証する際に、試験練りをして、配合設計をしているはずです。その際に、材料分離がなく、ワーカブルである適切なかさ容積若しくは細骨材率を設定しているはずです。

ワーカビリティとは?
http://ameblo.jp/jic1225/entry-10953012406.html

そして、その状態を保持するために材料の変動を適切に捉え、大きく変動する場合は材料の受入中止を含めた処置を行うはずです。
つまり、崩れるようなスランプは本来あり得ないのです。崩れるようであれば、適切に配合修正がなされてなければなりません。

今日はここまでにしておきましょう。続きはまて次回です。

それでは本日も張り切ってまいりましょう。私は今日も試験練りです。本日もご安全に。

前回の記事はこちら
http://ameblo.jp/jic1225/entry-11151102288.html
コンクリート技士1日1問はこちら
http://ameblo.jp/jic1225/theme-10032360899.html
コンクリート用語1日1語はこちら
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私の経歴シリーズはこちら
http://ameblo.jp/jic1225/theme-10032444876.html



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