世の中には言いっぱなしの人が多いです。何でも反対、反対と言えば良いと思っているのでしょうか。私は建設業です。理解しがたいのですが、建設業は世の中から敵視されることが多いようです。確かに大手ゼネコンの談合や箱物行政で作らなくてもいいものを作ったりとか反対される要因も色々あると思います。

しかし!!

よくよく考えてください。あなた達は何に住んでいますか?道路は?電車は?空港は?港は?家電製品を使えるのは発電所があるからでは?川が氾濫しないのは?

いやぁ幼稚な人が多すぎるんです。例えばマンションの建設を行う時、必ず近隣住民は反対します。確かに日中は工事の騒音がするでしょう。大型車両が近隣を通って危険度は増すでしょう。

しかし!!

あなたの家を作った時はどうですか?大型車両は通らなかったのでしょうか?周りに迷惑をかけなかったのでしょうか?自分だけ良くて他はダメなんて、ジャイアンじゃないんだから。

何でもかんでも反対反対。ダム反対。原発反対。新幹線反対。

例えば原発なんて顕著な例です。原発反対と声高に叫んでいる人がいます。そのたびに思います。「じゃあ家電製品使わない生活したら?」「真夏の暑い日にクーラーつけない生活したら?」

声高に叫んでいる人がどんな代替案を持っているか知りません。しかし、原発を止めるということは今まで通りの生活は出来ないということです。だって他に有効な発電方法が無いんですから。唯一原子力と同レベルの発電力があるのは火力でしょう。しかし、地球温暖化は?当然原料は日本で取れません。資源がありませんから。では安定して原料を確保する手段は?原料が高騰した時、電気代が上がります。我慢できますか?

日本は資源の安定確保が出来ないから、原料をさほど必要としない原子力に頼らざるを得ないわけですよね。

それを要らないって言うんだから、よっぽど革新的な意見をお持ちなのでしょう。そうでなければただの子供。原発が無くても電力が確保出来ると楽観視しているだけです。現実は不可能でしょう。

原発を例に挙げました。しかしそれ以外にも反対運動が多すぎます。○○反対の横断幕にしても「○○反対!変わりに○○にしろ!」であれば納得出来ます。そうでなければ反対する権利がないと思うのですが・・・皆さんはどう思われますか?