自分を大きく見せようとしている人だという自覚がある人の克服法

最後に自分は虚栄心が強く、自分を大きく見せたがる性格であることを自覚していて、それを克服したいという場合の克服方法を考えてみましょう。 

 

自分を大きく見せたいという人の根底にはコンプレックスがあり、その裏返しとして他人よりも優秀であることをアピールします。 

 

まずは原因となるコンプレックスについて考えてみましょう。

 

自分は何についてコンプレックスを感じているのかを把握する

自分が抱えているコンプレックスに真正面から向き合うのは簡単なことではありませんが、ここでコンプレックを把握しておかなければ前に進むことはできません。

 

できれば信頼できる友人などの助言を得られると客観的な判断ができますが、そうした友人がいない場合は自分で考えて見るしかありません。

 

なるべく客観的に見るためには、紙などにリストを書き出すようにコンプレックスと思っていることを書いてみましょう。

 

紙に書いたものを見ることによって第三者的な立場で見ることができ客観的な判断ができるようになります。

 

頭の中だけで考えていると堂々巡りになることが多く先に進みません。 まずはコンプレックスの書き出しからはじめてみましょう。

コンプレックスの対策法を考える

ある程度コンプレックスが把握できたら、次にそれに対する対策法を考えてみましょう。

 

といってもあまり難しく考える必要はありません。

 

仕事ができないというコンプレックスであればその原因を探り、たとえば仕事に対する知識不足が原因であれば知識を身につけるという対策ができます。

 

しかし、もっと根本的な最終学歴や容姿に対するコンプレックスであれば、知識の習得だけでは解決できないでしょう。

 

コンプレックスの解消法などの本を参考にするなどして、考え方を変えることも必要になります。

 

対策法を考える場合に重要なのは目標を高く持ちすぎないということです。 簡単に実行できることを積み重ねていくことで、途中であきらめることなく継続することができます。

コンプレックス対策を実行する

一人でコンプレックス対策を考えていると、対策を立てただけで満足してしまい、行動に移さないということがよくあります。

 

コンプレックの洗い出しや対策法の立案はあくまでも実行するための前段階であって、実行しなければ何も意味がなくむしろ時間の無駄となってしまいます。

 

そのため対策の段階で実行が可能な計画をすることが大切で、それほど難しくないことを長く続けることも必要です。

 

仕事に関する知識を身につけるという対策であれば、経験や知識が豊富なベテランに相談してみたり、専門知識の書籍を読んでみたりと、自分にあった方法で行動しましょう。

 

また、実行する場合は成功した場合のイメージを膨らませて、コンプレックスを解消したときの自分を想像してみることも大切です。 それによって行動するモチベーションにもなり成功率も高くなるでしょう。