思ったように事が進まず

「どうしてこうなってしまったんだろう…」

「あのときこう言ってしまったのがいけなかったのかな」

 

と一人反省会で原因を追究しまくって

すっかり自信を失ってしまうこと、ありませんか?

 

 

わたしは振り返ると、そればっかりやってました。

この「結果」は
「原因」のせいだと思っていました。


ここまで読んであなたは、

「結果は原因があるからよね
何当たり前のこと言ってるの?」

と思ったかもしれません。



でもこの考え方って
良いこと起きないんですよね(笑)。

 

 

 

たとえば、

 

職場で同僚に依頼した内容が

どうも違うように解釈されて

思ったように物事が進まなかった

 

それに伴いごたごたが発生して

上司に怒られるわ

同僚も私に責任を押し付けてくるわで

ものすごく嫌な気持ちになった…

 

 

こんなことがあると、一人反省会です。

 

反省会の内容が建設的なら問題はないし

むしろ反省したほうが今後に生かせるでしょう。

 

しかし、もしそこに

「私なんて…」みたいな自分責めが発生すると

泥沼です。

 

その「私なんて…」が発生するのはおそらく

原因を追究するからでしょう。

 

 

 

例えば原因論で考えると

 

上司に怒られた

 

↓その原因は

 

ごだごだが発生したから

 

↓その原因は

 

同僚が思うように動いてくれなかった

 

↓その原因は


相手がわかったかどうか

ちゃんと確認しなかったから

 

↓その原因は

 

うっかりした

 

↓その原因は

 

わたしが未熟、至らないから → 私なんて…(自責)

 

 

あるいは途中で

「同僚がカスだから(他責)」というのが

出てくるかもしれません。

 

 

原因論を唱えたのはフロイトさんです。

 

過去の原因が、現在に支配的な影響を及ぼす、

ゆえに主体性が希薄になり

自責・他責を生みやすい考え方とも言われています。

 

 

 

一方、アドラー心理学では目的論という考え方をします。

 

人間の行動には、その人その人の意思を伴う目的がある

という未来志向の考え方です。

 

 

先ほどの

 

「上司に怒られた」を目的論で考えると

 

↓その(上司の)目的は

 

期待してくれている、ということだったかもしれない。

 

 

そして今回の失敗は

 

↓その(失敗の)目的は

 

あの失敗があったからこそ

明るい未来につながる

得られる教訓があるのかもしれない

 

 

 

 

ただ、無理にポジティブ変換する必要はありません。

 

失敗して残念な気持ち

怒られて凹む気持ち

同僚にちゃんと伝えられなかった不甲斐なさ 等等

 

ご自分のネガティブな気持ちこそ

そのまましっかり受け止めて感じきってから

 

明るい未来に目をむけやすい、目的論の考え方を

取り入れてみてもいいのではないでしょうか。

 

 

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ここまで読んでくださり

ありがとうございました。

 

それでは、また。