フランクルの「夜と霧」という本、

読んだことはありますか?

 

私は、何年も前から気になりながら

まだ読んでないのですが。

 

 

先日、NHKの100分de名著で

この回を見ました。

 

「夜と霧」は、フランクルさんが

第二次世界大戦中、

ナチスにより強制収容所に送られた体験を

記しているそうです。

 

 

わたしはどうしても、

悲惨な体験などを読むのが苦手でして。

(映像での殺戮シーンも無理。映画館では目をつぶって耐えているうちに寝てしまう)

(時代劇で斬られて倒れるのは、血が出なければ見てられる)

 

たぶんそれは語るご本人以上に想像力を働かせて

勝手につらくなってしまうからだと思うのですが

 

すごくいい本だよ、と勧められて

紛争地のエピソードが書かれた本なんかも買いましたが

 

その著者の本意にたどり着く前に

悲惨な状況に苦しくなって半分も読み進められなかったりします。

 

 

そんなわたしにNHKの100分de名著の夜と霧は

苦しくなりすぎず、とりあえずちょうどよかったです。

(実際の本をさわってすらいないので比較できませんが汗)

 

これを見てみよう、と思えたのは

案内人が諸富祥彦先生であったことも

見る勇気を持てた一因でした。

 

諸富先生は、一言で言うと

めっちゃ面白いんですよー

(伝わらない、主観的なただの感想笑)

 

※諸富祥彦先生のプロフィールをちゃんと書きますと

 明治大学の教授でカウンセリング界の権威であり、ご著書も多数あります。

 

 

講演会とかにリアル参加すると、

げらげらが止まりません。

 

 

わたしは前職時代に一度

学生向けに講演をお願いしたことがあります。

 

その時は、参加者の顔が見えない形でのZOOMの講演だったので

ゲラゲラするような内容にはなりませんでしたが

心に染み入る、勇気につながるような時間でした。

 

 

そんな諸富先生が案内人の「夜と霧」

やはりゲラゲラ要素はありませんで、

まじめに語っていらっしゃいました。

 

印象に残ったのは

 

 

どんな人生にも意味がある

 

人生から何をわれわれはまだ期待できるか、が問題なのではなく

むしろ人生が何をわれわれから期待しているかが問題である

 

人生があなたに絶望することはない

 

人間は人生から問われている

 

 

といった言葉たちでした。

 

 

主語を変えるだけで見方が変わりました。

 

 

 

自分が人生に生きる意味を問う

のではなく

 

人生が自分に生きる意味を問う

のだとしたら。

 

 

 

そしてこんな言葉もありました。

 

 

苦悩の先にこそ光がある。

 

苦悩と、そして死があってこそ

人間という存在は

初めて完全なものになるのだ。

 

 


これについて深く語れるほど

まだ咀嚼できていないのですが

なんだかとっても深そうですし

なにか希望が見いだせる予感がします。

 

そんなわけで、本日はただの私の感想でした(笑)

 

 

ここまで読んでくださり

ありがとうございました。

 

それでは、また。

 

 

 

 

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