介護従事者として約6年(5年10か月)

高齢化がこれまで以上に顕著になる今

より必要とされる仕事ではありますが

 

この仕事を離れることは本当に辛いものでした。

 

最初の転職は、介護の仕事で自分自身の苦手とされた

人と人のコミュニケーションを高めることと

自分の生きる場所として考えてきたことでした。

 

2017年5月、自宅から1時間離れたところの地で

地域密着型の特養施設の介護員として

もう1度「陽の当たる場所」に戻るために

必死になって働き始めました。

 

最初の施設を2年前に退職するまでの数か月

自分自身の度重なる至らぬことで現場から離れて

正直、この仕事を続けるのはどうかと悩みました。

同じ施設にいながら、介護の仕事に携えることができない辛さ

今でも忘れることはできなかったです。

 

「この仕事には向いていないのでは?」

 

当時の施設長から言われたひと言は

自分自身を否定して追い出そうとしていると

そういう思いを抱えながら、我慢してきたものです。

 

でも、前の施設の施設長は介護の仕事に長く関わっているからこそ

そう思えたのではないかと、今になって感じています。

 

それでも、「負けたくない」

「絶対這い上がってやる」

その思いを胸に、2年前に今の施設へ…。

 

現場から離れた数か月、仕事の流れを取り戻し

去年、1つの目標だった「介護福祉士」を取得し

「今度こそは」という思いでこの1年働いてきましたが

 

去年の秋から、自分自身の性格や仕事の進め方(適性など)を考えていた時に

「この仕事の難しさに向き合えていないな」と悩むことが多くなり…。

 

そして、年が明けてから

「今年度(今月)で契約満了とさせていただきます」との通達を。

 

現実を重く受け止めるべき時が来た…。

 

そう思って、介護の仕事に一区切りつけることにしたのです。

 

それでも、今月までは一従事者として最後まで

悔いなく勤めて、「やり切った」と感じて

身を引こうと思っています。

 

明日も朝から仕事がある。

気を引き締めて臨みます。