その相談者は
『今スーパーの品出しの仕事をしていて、将来は“絵本作家”になってさらに自分がパソコンで作った画像を売りさらにそれとは別に学童保育に携わる仕事がしたい！』
とのことでした。
で、今現在絵本を書いたり、パソコンで作った画像を売ったり、学童保育の仕事でいくらかの収入を得ているのですか？と聞くと・・・
「今のところ“0”ゼロです！」という回答。
色々とやってみたい気持ちはわかるのですが、趣味として楽しむのならともかく収入を得るための仕事として考えるとどうなのかなあ？という感じです。
絵本、パソコンでの画像作成、学童保育を同時進行でやるとなると広く浅くなりエネルギーが分散してしまうのではないか？と感じました。
絵本とパソコンでの画像作成は似ている部分や共通することも有るかも知れませんが、アプローチのしかたが違うと思います。
自分は整骨院を経営しています。
経営してゆくうえでのポイントは大きく分けて
・集客
・商品（自分の場合技術）
・サービス（接客など）
の3つが考えられます。
しかしこの3つを同時期に併行して完璧にやってゆくには無理があると思います。
例えば、今は新規が少ないので集客にフォーカスしてみようとか、新しいコースを作りたいので新しい技術を習得して導入しようとか、リピート率が最近低くなっているのでコミュニケーションにフォーカスして取り組んでゆこうなど
今の自分にとって何が必要で重要なのか？を見極めた上で取り組んでゆく必要があると思います。
ある意味思い切って“捨てる”という選択をするのも大事だと思います。
捨てるというより他のことを一時的に保留にしておくみたいな・・・
「今自分にとって最も重要だと感じることに対してフォーカスして優先的に取り組む」という感じになるとは思いますが。
相談者には
「何か1つのことに集中的に取り組んで、掘り下げてある程度納得できる成果が出てきてから他のことにも取り組んだらどうか？」
というようにお話ししました。
「石の上にも三年」
という諺がありますよね！
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