これからの時代に必要なモノって
何やと思う？
英語力？
保険に入ること？
老後に２０００万用意すること？(笑)
まあそれはあったらいいけど、
絶対に必要なものではない。
じゃあ、
絶対に必要なモノとは？
それは、
「人間らしく生きること」やで。
これから数年、数十年の間、
わたしたちが生きている間にも
どんどんAIは発達するやろう。
そうしていくと、
もっと効率化がすすむ。
そのうち、
人間に変わって
システムをコントロールしたり
思考してくれるAIが出てくるやろう。
もしかしたら、
今のキャッシュレス化の流れとともに
全てがAIに管理されるような時代が
くるかもしれん。
AIはコンピューターやから、
そりゃあ完璧に
人間の行動を把握する。
自分の好みや欲しいものを把握されて
次から次へと勧めてくれるやろう。
(もう既に楽◯とグー◯ルやってるよね)
それを、
そのAIの予測を
大きく外すものがある。
それができる唯一のモノが、
「人間らしさ」や。
「人間らしさ」とは何か？
それは、効率化だけでは図りしれない
「喜び」でもある。
これ見て。
こないだ窯元まで買いに行った、
伊万里焼。
ほとんど手書きのものやで。
機械のに比べると、
個体差はあるし
値段も高い。
でも、
それを超える良さがある。
コンピューターからしたらさ、
美しく均一なものを作るのは簡単やし
効率的やん。
でも、
人間は「あたたかさ」を求めて
こうして手書きのものをわざわざ買いに行ったりするやろ？
それは理解できないよね。
これも見て。
昨日チクチク、端切れで作ったひも。
絞りの布地が可愛かったから、
着付けの時に使うひもを作った。
こんなんもさ、
数千円出せば、正絹のひもなんて
買えるわけやろ？
なのに、何時間もかけて縫うって
非効率的すぎるやん。
これはAIには理解できないのよ。
でも、
わたしにとったら、
古い古いおばあちゃんの羽織をつぶして
帯を作ってもらって
その端切れで作った
手作りひも、
これにものすごく価値を感じるわけや。
人間って、
そういう非効率的なところに
喜びを感じるんやな。
手間がかかるけど、
料理をしたり
縫物したり
泣いたり
笑ったり。
無駄を楽しむこと
それが人間やん。
感情的であること
それが人間。
AIからしたら
全く意味不明。
とくに生理前の女なんか
いきなりキレるし
ドカ食いするし
と思えば泣くし
全くもって意味不明(笑)
でも、
それがAIを打破するものでもある。
「予測できない生き方」それが、
機械に支配されない生き方よ。
猫だって見てみ。
毎日同じようで、
毎日違う。
天気や気温、
気分によって
遊び場所を変えたり
寝床を変えたりする。
それが生きてるってことやろ？
「こうしなきゃいけない」
「こうしたら変に見られない」という生き方は
次の行動が
非常に推測しやすい。
つまり、コントロールされやすいということ。
そのときの気分によって
コロコロと表情を変え
無駄を喜び
楽しむ生き方って
機械には理解できないよね。
それがとっても大切。
だから、
人間らしさを構成する主成分である
「自分の弱み」を見せられない人は
機械に支配されてしまう可能性があるってこと。
弱みが、強みに変わる時代、
それが女性性の時代。
人間らしく生きること、
感情的に生きることが
何よりあんたの身を
救うんやで。
わかったか。
「人間らしくあること」を
怖れるな。
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