今日の記事は、自分に向けて戒めで書いているものです。
先日、ピコ太郎さんがなぜ成功したかを考察した記事を見かけました。
というのも、急に掴んだ成功に対して、「あいつはたまたま運が良かっただけだ」「あんな簡単な内容でなぜ人気になるのかわからない」などと妬みなのか言う人が多いとのことでした。
それに対して書かれていたのは、彼が何年も音楽やお笑いが好きで、誰に何を言われてもそれを地道に続けていたこと。
あれだけ耳に残る作品を作るのはそうたやすくはないこと。
何万円もかかるプロモーションビデオを自分で作っていたことなど、彼が裏でどれだけ動いていたかでした。
それを見て、ハッとしたんですよね。
同時に、自分をとても恥ずかしく思いました。
べつにピコ太郎さんに対してとやかく言っていたわけではないけど(笑)
すごい結果を残した人に対して、「あの人は○○だからできたんだ」「運が良かったからだ」などと、自分とは違う理由をたくさん並べたり、「頼らなくても自分の感覚を信じればいいんだよ」などと言ってみたり…
そうして、その人たちの陰の努力を認めていなかったんですよね。
挙げ句の果てに、わたしだってできるし!みたいに言ってしまって…
こういう人間を、素直じゃないというんですよね。
やっぱり、結果が出てる人は裏でたくさんもがいている。
それは、今自分が人前で話すようになって初めてわかったんです。
何もなしには、人前で話すことも、感動を与えることはできない。
膨大な時間を準備やリサーチに費やし、投資し、四六時中そのことを考えてとりくんで、でも失敗して、修正して…
その先にやっと、洗練された作品ができるんです。
最近、写真撮影をするようになって感じたのもそう。
美しく撮ってもらうためには、筋力もいるし、笑顔も自分がよく見える角度を知らなければいけない。
肌も整えなければいけないし、体もしなやかでなければ。
やってみてわかる。
洗練されたものを出すのって、本当に大変なこと。
それをね、「あの人の言い方が悪いからわかりにくいのよ」とか、「あの人は運が良かったんだ」「自分でできるし」とか言っちゃって…
なんて!
なんてダサいんでしょうか!
いつになったら、自分が一歩踏み出していないことを直視するんでしょうか!
現在地を、見れていない証拠。
自分がやってみたら、わかるのに!
ダサすぎてもう…
くぅ〜。
昔の自分、ダメ営業マンの自分はいつもそうでした。
同僚がイヤ、仕事がイヤ、お客さんがイヤ、上司がイヤ、会社がイヤ…
違和感がある…
いやいや、違和感って、自分がダサすぎてまわりとズレてるってことや!!
「違和感があってついていけなくて…」って、元いた自分の価値観とのズレが明確になっただけで、つまりは自分のダサさが浮き彫りになっただけで、むしろそのダサさを教えてくれたことに感謝よ!?
それを相手のせいにして、また自分の価値観の中へ戻っていく…
きっかけはなぜかピコ太郎さんでしたが、自分がうまくいかないのは、さらに飛躍しないのはまだまだ素直じゃないからだと気付きました。
人間って、小さなプライドを守るために、エゴがワーワー自分を正当化するんですよね。
でもね、エゴがワーワー自分を正当化するときこそ実はチャンスで。
そこでプライドも捨てて素直になれば、より大きなものを得られるんですね。
(エゴについて知りたい方は、アミ小さな宇宙人を読むといいですよ)
やってもないくせに、チャレンジしてないくせに、失敗すらしてないくせに、わたしは何を言ってたんだろう。
本当に、ダサかった。
だから、偉い人ほど頭を垂れるんだ。
自分も、その大変さをわかるから。
逆に、文句ばかりの人は、やってないから言えるんだ。
どの業界でも、「伸びるのは素直な人」と言われます。
ピコ太郎さんのおかげで、いろんなことに気付きました。
これを、受け取り上手と言うのかな?(笑)
わたしは、どんどんチャレンジして、失敗して、頭を垂れるような人になろうと思いました。
あなたの活躍で、自分の傲慢さがよくわかりました。
ありがとう、ピコ太郎さん。
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