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24歳のとき、就職して初の赴任先が博多でした。

あのときは頑張れば結果が出ると信じて就職したけど、思うように自分を出すことができなくてすごく苦しかったです。

そして、うまくいかないのは会社が悪いんだと、転職し福岡を後にしたのが27歳のとき。

福岡に引っ越したときと、後にしたときでは、人生が劇的に変わるなんてなかったし、むしろ胸膨らませて一人暮らしを始めたけど、自己否定と頑張る方向を間違えて心がグチャグチャになっていました。






心機一転しようと大阪に引っ越したとき、直感でこの家にしました。

市内なのに、大きな窓から緑が見える家。

一人暮らしにしては広くて60平米くらいあったのですが、絶対ココがいい!

と、当時の給料ではだいぶ無理して家賃11万のこの家にしたのです。

給料に対して家賃の割合が高かったからきついときもあったけど、心地よい家に住めることで、セルフイメージが上がったのは間違いないと思います。





3年間をこの家で過ごしましたが、本当に激動でした。

引っ越したときには、次に引っ越すときに自分がこんなふうになってるなんて想像すらしなかった。

「起業とかして、自由になってたらサイコー」なんて夢物語でした。





それが、今では全て叶って、むしろ想像以上のものを手にすることができました。

なぜこんなに変われたんだろうと、荷物が全てなくなった部屋で考えていたのですが、やはりそれは「自分の心に正直になったから」なのだと思います。





毎日が苦しくて、ぼーっと死んだように生きていたけど、今は毎日何が起こるのか楽しみで、心も穏やかです。

そして不思議なことに、いつもものすごくリラックスして、ゆるんでいるのです。

渦中にいるとわからないけど、ゆるめばゆるむほど、3年前の自分がどれだけガチガチだったかがよくわかります。





自分の夢が叶う道筋がわからなくても、心に正直にいれば、必ず想像以上の着地点に連れて行ってくれる。

サラリーマンで、外資系企業の営業マンとしてスピリチュアルを実験した3年間で得られたのは、その自信だったのかもしれません。





今日からは、まさか結婚できると思っていなかった人との生活で、しかも高級マンションの最上階(笑)

夢物語がどこまで続くかわからないけど、たとえ今後、波乱万丈があっても、わたしは心に正直に生きていきたいなぁと思います。