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わたしは小さい頃から本が好きで、それはそれはたくさん読みました。

父が急死して母子家庭だったし、自分の教育は自分でしようと子供ながらに考えたからです。

なかでも、お金に関する本や豊かになるという本はたくさん読んだと思います。

本当に、お金持ちになりたかったんです(笑)

ある日、たくさん読んだお金に関する本で、皆が口を揃えて言うフレーズがあることに気づきました。

それは…








「豊かな人は、与えられる人である」ということ。

これを読んだときは、「与えるって言ったって、お金持ちは資産や才能があるから与えれるんでしょ。わたしなんてお金も才能もないし、何も与えられないよ。」とガッカリしたことを覚えています。








社会人になりサラリーマンで、営業マンとして働いているときにもまたお金の本にハマり、再度読みあさったとき…

あることに気づいたのです。

「わたしにあげれるものないって思ったけど、もしかして、これでもいいのかな…?」

そう思ってわたしは、当時営業マンだった等身大の自分が、お客さんに何があげれるか、考えてみたのです。







製薬メーカーの営業マンだったため、わたしの顧客は医者でした。

彼らにお薬の営業をするのがわたしの仕事でしたが、「何を売るか」ではなく「何が与えられるか」に視点を切り替えたのです。







顧客によって求めているものは様々。

例えば、疲れている先生にはとびきりの笑顔で体を気遣ったり、情報を求めている先生には自分が持つネットワークで旬な情報を提供したり…

また、顧客が医者ということで、スーツもなるべく質が良く、品があるものを着ていました。

そのほうが、先生たちは気持ち良いだろうと思ったからです。







結果は大成功で、小さいことながらの気遣いが実を結び、売り上げもどんどん伸びました。

そして社内でもやってみようと、そのときの等身大の自分ができる与えられる何かを考えてみたのです。

わたしは唯一の女性で最年少だったため、「きっとわたしが盛り上げる姿勢とか、売り上げアップとかがみんなの起爆剤になるかもしれない」と思い、積極的に会議で発言したり、ここぞ!の売り上げ目標は必ず達成するなど奮闘しました。

結果、だんだんとチームも盛り上がり、最終的には最高ランクの評価をもらい、年収アップにつながったのです。








みんな、自分には与えられるものなんて「ない」と、ない眼鏡をかけています。

でも、等身大の自分ができる小さな小さなことで良いので、自分の得意なこと、もっているもの、情報を与えてみてください。

わたしの場合、その積み重ねが今の循環の始まりだったからです。

その小さなスタートがいずれは大きな循環を生むから…







今日の話は、保存版ですね(笑)



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