超白熱したRIZIN20

今回は全試合の結果をまとめてみました。

 

 

第1試合 ジョニー・ケースvs.トフィック・ムサエフ 

RIZIN開幕戦を制したのはトフィック・ムサエフでした。

1Rという速さでTKOをし第10試合に駒を進めました。

 

第2試合 ルイス・グスタボvs.パトリッキー・“ピットブル”・フレイレ 

ムサエフとチャンピオンを取り合うことになったのはパトリッキー・“ピットブル”・フレイレ でした

この試合も1RTKOで勝利しました。

 

第3試合 山本美憂vs.アム・ザ・ロケット 

RIZIN20女子の先陣を切ったのは山本美憂でした。

判定までもつれ込み3‐0で山本が勝利しました。

山本のテイクダウンからのパウンドを中心に試合が展開していたのが大きかったのでしょう。

 

第4試合 白鳥大珠vs.大雅 

日本人対決を制したのは白鳥大珠でした。

2Rの終わりに白鳥の膝蹴りが大雅の左目に直撃し、左目をカットしてしまいました。

その後試合は続行されましたが3Rに入ってすぐドクターチェックが入り試合続行は危険と判断され白鳥のドクターストップによるTKO勝利で幕を閉じました。

 

第5試合 元谷友貴vs.パトリック・ミックス 

RIZIN対BRLLATORの服商戦を制したのはパトリック・ミックスでした。

1Rでギロチンチョークを決め見事勝利をつかんだミックスですが、多彩な寝技を持つ戦いはもっと見たかったというのが正直な感想でした笑

RIZIN前半は早期決着が多いですね

 

第6試合 ジェイク・ヒューンvs.石井慧

1RでのスピードKOを果たし勝利したのはジェイク・ヒューン

ヒューンの強烈な押し込むようなパンチを嫌がりガードを固めた石井でしたが下からガードを抜けるように放たれたアッパーが石井のあごに入り倒れてしまいました。 

倒れた石井にヒューンは容赦なく追撃しすぐにレフリーストップが入り見事TKOしました。

ヒューンは試合後のマイクパフォーマンスのときに来年も戻ってきますとコメントしていました。 

寝技の得意な選手同士でしたが組み合うこともなく決まってしまいましたが迫力のある一戦でしたね。

 

 第7試合 石渡伸太郎vs.扇久保博正 

1Rから3Rまで激しい試合を繰り広げた両者

結果は判定までもつれ込み1‐2で扇久保博正が制しました。

この試合はラウンドが進むごとに両者の手数が増え、勢いが増していきました。

2人の男気溢れる戦いは会場中を大きく沸かせてくれました。

 

扇久保はの次なる戦いはタイトルマッチにて朝倉と行うことになります。

堀口戸の再戦もそう遠くはないでしょう。

楽しみでしかないですね。

 

 

 

第8試合 ビタリー・シュメトフvs.シモン・ビヨン 

シュメトフが流血によりTKO負けを期し、RIZIN初参戦のシモン・ビヨンが勝利しました。

シュメトフは前回のRIZINでも流血していましたが今回の流血量はすごかったです笑

キックボクシング上がりのビヨンの強烈な打撃はとても重く、試合後のシュメトフの体はボロボロでした。

念願のRIZIN参戦からあまりいいとこなしのシュメトフですが果たしてはRIZINに戻ってくることはあるのでしょうか。

 

第9試合 イリー・プロハースカvs. C.B.ダラウェイ 

1RでのKOを果たしたのは日本人にも高い人気を誇るイリー・プロハースカ

静かな立ち上がりかのアッパー、フックのコンビネーションによりダラウェイを下しました。

UFC経験のあるダラウェイがいいとこなしで倒れるとはプロハースカ強すぎですね笑

 

第10試合 トフィック・ムサエフ VS パトリッキー・“ピットブル”・フレイレ

とんでもなく白熱した試合の結果は判定にゆだねられ3‐0でトフィック・ムサエフが勝利しました。

お互いに強烈な打撃のぶつけ合いをし、まるで漫画のような戦いを繰り広げてくれました。

ムサエフはフレイレが場外したときにムサエフサイドのセコンドがフレイレに触れてしまったことでイエローカードをもらってしまいますが、果敢に打撃、寝技と挑んでいき勝利をつかみ取りました。

試合中にも試合後にもお互いを認め合いハグする場面も見受けられすべてにおいて最高の試合でした。

 

 

第11試合 リンジー・ヴァンザントvs. RENA 

ベラトールからRIZINへ、RENAが見事リベンジを果たしました。

前回はチョークを決められ屈辱の失神KOされてしまいました。

しかし、弱点であったグラウンドをしっかりと仕上げヴァンザントの好きにはさせませんでした。

危ない場面もありましたが打撃では圧倒的な強さを見せつけ見る人を魅了する試合を繰り広げてくれました。

 

RENAは友人を病気で亡くし試合前に告別式に参加してから来たそうです。

死んでしまった友人のためにも負けたくない…

そんな気持ちがヒシヒシと伝わってきました。

きっとこの熱い戦いは、その勝利は天国まで届いたことでしょう。

 

 

第12試合 朝倉未来vs. ジョン・マカパ 

世界で活躍しているジョン・マカパに対し3‐0で見事 朝倉未来が勝利しました。

グラップリングの得意なマカパに対しグラップリングにほとんど持って行かせず終始、朝倉のペースで進んでいきました。

解説でも言っていましたが朝倉の体幹の強さが光る試合でした。

世界でも戦える強さを示した朝倉の今後の活躍にも注目です。

 

 

第13試合 浜崎朱加vs. ハム・ソンヒ 

三度目の正直で勝利を収めたのはハム・ソンヒでした

ソンヒはこれによりスーパーアトム級チャンピオンになりました。

前半は浜崎の強さが光っていましたが2Rでソンヒの三角締めにつかまってしまい浜崎は防戦一方になってしましました。

今度は挑戦者としてソンヒに戦いを挑むのを楽しみにしましょう。

 

第14試合 那須川天心vs. 江幡塁 

日本キックボクシング最強対決を制したのは那須川天心

1Rでの決着という大方の予想を覆すスピード勝利を見せつけた天心

江幡は天心の不敗神話を止めることはできず圧倒的力の差を見せつけられました。

天心は2020年はオリンピックよりもすごいものを見せてくれるということで今後の活躍にも注目していきたいですね。

 

 

第15試合 朝倉海 vs. マネル・ケイプ

因縁の対決を制したのはマネル・ケイプ

前回は朝倉に判定負けを期したケイプでしたが今回は朝倉がくらい倒れたタイミングで怒涛の連打を叩き込み見事勝利をつかみました。

バンダム級チャンピオンになったケイプは堀口に再戦したいと意思表示しました。

それに対し堀口はまずは朝倉を倒してからと言っていました。

いずれにせよ楽しみな試合になりそうです。

 

 

 

ということでRIZIN20の試合結果は以下のとおりになりました。

第1試合   LOSEジョニー・ケースvs.トフィック・ムサエフWIN

第2試合   LOSEルイス・グスタボvs.パトリッキー・“ピットブル”・フレイレ WIN

第3試合    WIN山本美憂vs.アム・ザ・ロケット LOSE

第4試合     WIN白鳥大珠vs.大雅 LOSE

第5試合    LOSE元谷友貴vs.パトリック・ミックス WIN

第6試合    WINジェイク・ヒューンvs.石井慧 LOSE

第7試合    LOSE石渡伸太郎vs.扇久保博正 WIN

第8試合    LOSEビタリー・シュメトフvs.シモン・ビヨンWIN

第9試合     WINイリー・プロハースカ vs. C.B.ダラウェイ LOSE

第10試合   WINトフィック・ムサエフVSパトリッキー・“ピットブル”・フレイレLOSE

第11試合    LOSEリンジー・ヴァンザント vs. RENA WIN

第12試合    WIN朝倉未来vs. ジョン・マカパ LOSE

第13試合    LOSE浜崎朱加vs. ハム・ソンヒ WIN

第14試合   WIN那須川天心 vs. 江幡塁 LOSE

第15試合   LOSE朝倉海 vs. マネル・ケイプWIN

 

今後ともRIZINを日本の格闘技界を選手と格闘技を愛するファンの力で盛り上げていきましょう。

2020年もRIZIN!!