いつもありがとうございます^^

 

 

(前回とは違った怒りについて書いてます。長いのでお時間ある方はお付き合いくださいませ。

小さい文字は私なりの感想です)

 

 

怒りを否定することは

自分自身が大切にしている価値観、考え方を否定することになる

怒りは自分自身を守る防衛本能

 

 

怒りの感情を抑えましょうムキー

怒りをコントロールしましょうムキー

 

そんな本や情報が多いのですが

 

 

怒りは悪ではない!

あなたを怒らせた相手に叩きつけよう!!

 

 

わーおポーンポーン苫米地英人さんの本を参考に大まかに書いていきます↓)

 

 

 

 

本書は正しい怒り方を伝授する

 

理不尽な行為や感情的な発言を、広い心で受け流しているあなたが

なにゆえ傷つかねばならないのか?

悪いのはあなただけですか?

相手に落ち度はないのですか?

そんなバカなことはありません。何か問題が起きたとき

どちらか一方がだけが100%悪いなどということはありません。

 

怒らない人が正しいという考えはただの思い込みにすぎません。

怒ることは間違ったことではなく、それどころか、怒らなければ

怒りの感情も解消できず、問題自体も解決しないのです。

 

正しく怒ること。

 

感情を爆発させることではなく、

相手が理不尽な要求をしてきたら理を持って(知識や知恵で)退け

自分の利益を、自分の大切なものを全力で守る正当な行為であります。

 

怒りを精査し、感情を爆発させることなく相手に怒りをぶつけ

そして自分の利益を守る。

 

正しく怒るとは正しく処理することです。

 

怒りについての悩みはどんな場合でも怒ってしまうから悩んでしまう。

怒っていい場面と怒ってはいけない場面の区別がついていない

このことが悩みの原因です。

 

怒る条件とは(この2つの条件が揃ったとき)

・相手に過失があり、その過失によって自分に不利益が生じたとき

・その過失が予想外だったとき

 

 

あなたは他人に対して過剰に期待していませんか?

自分勝手な期待を、相手に押し付けてその期待に応えないと怒る。

 

 

喜怒哀楽といった人間の感情が発動するきっかけは「予想外」です。

私たちの情動(感情)は

自分の予想していなかったこと=予想外の出来事が起こったときに発生します。

 

 

例えば

いつもだらしない人に、食事に行こう!と誘ったらヨレヨレの服できた←予想通り

宝くじを買ったけど当たらない←だいたい当たらないから予想通り

普段から仕事のミスが多い人が大失敗した←予想通り

    ↓

いつもだらしない人に、食事に行こう!と誘った→バッチリ決めた服で登場!予想外で嬉しい!すごい!

宝くじを買った、2万円当たった→めったに当たらないから予想外で嬉しい!

普段から仕事のミスが多い人→ミスもトラブルもなく予想外に仕事がはかどって良かった!

 

喜怒哀楽によって身体は無意識に反応します。

楽しかったり嬉しい気持ちになったら笑顔になるし、声を出して笑います。

悲しく辛い気持ちになったら、顔が歪み涙を流します。

感情が発生したらそれに合わせて身体が反応するのです。

 

ですが怒りだけはなぜが大勢の人が自然な身体反応を封印しようとします。

怒りも生理現象のひとつなので無理が起きます。

 

怒りに関する悩みの大きな原因は

怒っていい場面と怒ってはいけない場面の区別がついてないことではないでしょうか。

 

怒ってはいけない場面とは

十分に予想できることが発生して自分に損害がでても

それを受け入れ怒らない判断をすることです。

 

 

例えば

自分が思っている信念(親はこうあるべき、妻はこうあるべき、子供はこうあるべき)

という自分の決めつけがあり

その予想を裏切られたとき傷ついたとき(損害)怒りが湧く。

 

これは予想外ではなく期待外れです。

 

相手に対して期待していたのに期待通りではなかった。

けどよく考えてみれば、

相手にとっての当たり前と自分にとっての当たり前は違うし

勝手に自分が期待を持ってしまっているということに気づけば良いのかもしれません。

 

予想とは相手や仕事の状況を加味した上での分析ですが

期待は自分自身の希望的観測であり「自分勝手な妄想」です。

 

 

正しく怒るためには

 

「丁寧な言葉を使う」

百歩譲る

相手が汚い言葉で罵ってきたらその言葉に反応するのではなく

その言葉を選んだ思考パターンに反応する、相手の意図をはかる

怒りが高まったら高まった分だけ、言葉も丁寧にする

 

「前頭前野内側部を使う」

怒りに全身を震わせながらも、自分に不利になる行動だけはしない

常識・当たり前・普通と言われ、わだかまりがあるなら安易に納得しない

 

「信用を得るのは難しいが失うのは一瞬」

失敗した相手を追い詰める時によく使われる言葉ですが

本当に信用されていれば、一度や二度の失敗で信頼関係が壊れることはない

たとえ失敗したとしても創意工夫して成功を目指せばいい

 

「言い訳するな!」は

被害の穴埋めよりも自分の腹の虫を収めたいという情動(感情)のほうが強い

 

 

怒りの現場では怒ったほうが負けです。

なぜ負けかというと情動(感情)が暴走すると怒る目的を忘れてしまうからです。

怒りの現場で「そんなの常識だろ!」「言い訳するな!」という言葉がでたら

冷静になりお互いの共有していた目的を思い出し促しましょう。

 

 

怒る目的をはっきりさせること。

「相手を傷つけてやりたい」「やり返してやりたい!」

復讐心は否定されがちですが、やられたらやり返していいのです。

 

 

それにはIQを維持したまま怒ること

 

 

怒りが爆発しすぎると

IQが下がり目的を見失い闇雲に「やり返したい」となってしまい

ただの喧嘩になってしまうので細心の注意が必要です。

 

相手が怒鳴ってきた場合は対応しないだけでも

十分に相手のIQを落とす攻撃になります。

 

 

 

感情に任せて怒鳴りまくっているうちに

自分が何を言いたかったのかわからなくなってしまう

という経験は誰しもがあります。

 

相手を潰すにしても、より良い関係を構築するにしても

「自分はなんのために怒るのか」を忘れないこと。

 

 

そして

自分は怒ることによって何を得たいのか。

どんな結果を望むのか。

明確にすることです。

 

 

 

ざ~っと大まかに書きましたニコニコ

 

きっかけは、周りで怒っている人がちらほらいて

何でそんなに怒りを持つのかなと考え読んだ本です。

 

私自身も短気なほうで沸点ひく!!って

時々自分でツッコミたくなる時もあります(気をつけます~笑い泣き

 

 

知り合いから

仕事でミス連発→何かしらトラブルばかり→頼んだことを聞かない、やらない

そのような人に仕事を任せたらお金での損害がついに発生してしまい悩んでいる。

 

という話を聞きました。

知り合いは自分の責任問題もあって怒ってストレスを溜めているムキーッ

 

これって当てはめると怒る条件ではないですよね。

そのミスを連発していた人を身近で観察してたら

今後もミスやトラブル大きな失敗に繋がる可能性があることが予想できます。

重要なことを任せた→大失敗して損害がでた

予想通りだねってなります。

逆にちゃんと出来てたら、すごいね!ということになり予想外で嬉しくなります。

 

その人に期待したのでは?と聞きました物申す

 

仕事を覚えてもらうことも大事だし、

できるとその人が言ったから頼んだと言っていました。

 

それはそれで良いことで

期待することも良いと思ったのですが

大前提にその人に対して予想できることがある

という意識を忘れてしまったがために

怒りの感情が湧いてしまったんだと思いました。

 

大前提を意識していたら

予想できたので予想通りだったな~と

そこまで怒りが湧かないのかもしれませんにやり

 

 

 

これを書きながら

前にブログで書いたことがあった「相手に対する考え方」

を思い出しましたびっくり

 

他人をコントロールすることも変えることもできない

唯一できることは自分の考え方を変え、相手への見方を変えること

 

もしかしたら

良い面を見ずに悪い面ばかりを捉えて

自分が先に観測して相手に伝わり予想通りのことが起こってしまう

という流れがあるのかもしれませんニコ

 

長々おつき合いありがとうございました!