タロット鑑定を他の人にもしていきたい、
現在すでにしている方に向けて、
アドバンスコースでもお伝えしている注意点を書いていきます。
タロットを習い始めると
思ったよりすごい！
気づきが深まる！
現実が変わる！
楽しい
これを他の人にも知ってもらいたい。
他の人を鑑定してみたい。
と言う気持ちになると思います。
かなり昔の写真
また、占い師になるのが目標だと言う方もいらっしゃるかな？
私が考える他者鑑定の際の留意点を挙げていきますね。
①占い師自身が頭を空っぽにして分別を手放す。
➡占い師の常識や善悪や思い込みがあると
カードを正確に読めなくなります。
例えば不倫は悪い、無駄遣いは悪い、
妻はこうあるべき、などです。
表面の問題ではなく、
そうなってしまう根本的な意識を
カードは見せてくれています。
自分の意見を言うではなく、
カードのメッセージを伝える仲介者でありましょう。
②好かれたい、嫌われたくない、すごいと思われたい、という占い師自身の願望を横に置きましょう。
➡これもカードのメッセージをゆがめてしまいます。
伝えにくいカードが出たときなど、
励ましたくなったり、
喜ぶ顔がみたいくて言葉を変換してしまいがち。
それは相談者の幸せに繋がるでしょうか？
自分が嫌われる覚悟がないとカードは正確に読めません。
③相談者と一緒にいる
➡うまく読めるかな？このカードの意味なんだっけ？
など自分にばかり集中していると、
相談者の発している大切な一言を聞き逃したり、
表情やしぐさに気づけなかったりします。
相談者の顔をみて、一緒に感覚を感じることで信頼が増します。
※表情やしぐさにその人の内面が表れます。
④相談者の話はフラットに聞く。
➡相談者はたいてい自分本位ですので、
「ひどい目に合っている」といっても
事実関係はわかりません。
鵜呑みにせず、否定せず、「聴く」ということを意識します。
話がまとまらない場合でも「そのことについてタロットに聴いてみましょう」とカードを引くことで本質に近づけます。
⑤質問に答えようとしない。
➡これが1番読めなくなってしまう原因かもしれません。
なんでもすぐに答えや解決策が出てくるわけではありません。
答えをあげようとするとカードを無理矢理、
答えに当てはめるといったことになり、
世界観をゆがめてしまいます。
⑥カードの意味だけでなく、思考・感情・体感覚を意識する。
➡相談者がどんな感情で、どんな体感覚を持っているかをカードから読み取り、伝え方を工夫することで共感できます。
（これはアドバンスコースで教えています）
①～④はすぐに意識できることですね！
⑤⑥は少し練習が必要かもしれません。
私は鑑定では、「おつらいですね、お気持ちわかります」など相手に共感しつつ、それとは別にカードはこう出ていると伝えるようにしています。
メールやLINEは便利ですが
顔が見えない分、冷たく感じがちなので言葉の使い方に注意しています（過去の反省から学びました）
個人情報を守ることも注意しましょう！
カードの基本的な世界観を頭に入れておくのは
最低条件かと思います。
自信がないとき、腑に落ちないときでも
世界観を忠実に伝えられていたら
相談者の潜在意識には案外しっかり届いている事が多いです。
タロットを習ったらまず自己リーディングをたくさんしてください、というのはこのためです。
自己リーディングで
カード全体をしっかり把握してから
他者鑑定です。
占いは時に人生を左右しますから
真摯に向き合ってください。
練習中でしたら、わからないことは
あとで調べてお返事をする、
というのも親切だと思います。
モニターをたくさんとっていただくことを
オススメします。
感覚は教えてもらうものでなく
自分で掴むしかないからです。
私も新しいタロットを習ったら
モニターさんを募って練習してから
有料鑑定をしています。
あとは
自分を信頼し、相談者を信頼し、場を信頼する
占い師だけでなく、ヒーラー・セラピスト・相談業全般に言えることですね。
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