潜在意識とか知らなかった中学受験の頃 | ベアトリーチェ かづこ ヴィクトリアの目覚めのタロット

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次男が小6の時、中学受験の勉強もラストスパートっていう秋口は学校行事も盛りだくさんです。

中学受験する子が少なかったので、みんな行事には真剣にとりくんでいました。

たまたまあるコンクールにノミネートされて、その準備のため一週間ほど居残りで作業や練習をすることになりました。

塾があるので帰ったらすぐに行かなければいけないのですが、遅刻したり宿題をする時間がなくなったり、模試が控えていますので自主勉強もしなければならず、もうコンクールの準備はできない、と泣いていました。

いろいろ話し合った結果、今は受験勉強を優先することとなり、私から先生にコンクールは辞退する旨お電話を入れました。

先生は、みんなの前でちゃんと最後までやり遂げると約束したこと、お母さんは困難を取り除くことではなく、最後までできるように応援してくれませんか?と熱く語られました。

もう、それは十分話し合い、今はできないというので無理です、と言いました。

そして、今はそれでいいかもしれないけど、こうやって何かあればお母さんが解決してくれると思ったらこの先きっとまた困りますよ、と忠告してくださいました。

とてもいい先生だったので、申し訳なかったのですが、「そうなったらまたそのとき考えます」と
こたえ、しかたないじゃない、体はひとつ、受験生があまりいない学校だからわからないのね、と思っていました。

そして数年後、そのとおりになりました。

大きくなっても親に愚痴をいってくる。

なんとかしてほしいとは言わないけど、結局嫌になったら逃げようとするので私が先生に話さなければならない。

先生には過保護だ、なんださんざん言われました。

あー、これが小学校の担任がいってたことかぁ、とやっとそのときわかりました。

 

それからたくさんの子供たちを見ている先生方のおっしゃることって、一理あると思うようになりました。

 

子供たちのことは自分で考えさせよう、困っても極力手出し口出しはやめようと遅まきながら気が付きました。

 

こういうの、気が付くことはきっと早いに越したことないのでしょうが、本当に壁にぶち当たらないときづけないものですね。

 

その先生がいいとか悪いとか、好きとか嫌いではなく、何か必要があって私や子供にメッセージをくれているんだな、と思うようになったのです。

 

 

 

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