何年か前に、どこかの国で日本人がサッカー観戦をして、試合終了後にゴミを拾いだして称賛を受ける一方で働く人の仕事を奪っている。という非難を受けたというニュース。


あなたはどう思いましたか?


私はどっちもどっちだなぁと、どっちが良いという答えはありませんでした。


会社で積極的に掃除をしている人がいたのですが、

その人のおかげ?せい?で本来掃除まで仕事の一部だったメキシコ人達が掃除をしなくなってしまい、空いている時間はお喋りをしだすという悪循環が生まれてしまいました。


掃除を一生懸命していた人には申し訳ないのですが、その人の仕事は掃除だけではないので別の部署に移したところ、以前のように掃除まで黙々とやり始めたメキシコ人達を見て、サッカー観戦の仕事を思い出しました。


メキシコ人の立場からして、掃除という仕事がなくなったところで別の仕事を見つけられるような人達だったら問題なかったんだろうなと思うし、


掃除をする人の立場からして、人手の足りてないところに入るなら良いけれど、足りてるところに入るのはその人の仕事を奪っていることになるんだろうな


と思ったのでした。





最初の話に戻って日本人観戦者がゴミ拾いをしてしまったのは、

人口が少ない日本で、労働者が足りない中、労働者の仕事を軽減するために自然に身に付いてしまった動きだったのかな、と思います。