メキシコにいて時々驚くことがあるのですが、
その中のひとつが心理療法を利用してる人の多さです。
自分が行っていると言う人が周りに二人。
自分の息子を連れていっていると言う人が一人います。
自ら行っている人は、自分の感じの違和感に気づいていることに対して凄いな、と思うし、
息子を連れていっている人に対しては、子供の異変に気づいていることに母親として凄いな、と思います。
私も高校生の時に少し不登校になったり、家族には迷惑をかけたりしました。
治ったかというと、完治はしていないと思うし、自分自身の問題なので一生付き合っていくものと考えています。
私の場合は心理療法の策はオプションにもなく、
両親に海外に送り出される(行かせて貰う)ことによって人生の選択肢というか、考え方を増やさせて貰い今もやっていられるような気がしますし、
それがあって今がある(メキシコにいる)のだと思っています。
ですが周りの人の行動をみて、
自分にも心理療法の選択肢、利用をしていたら少し変わっていたのかな、とも思います。
大学の時に心理学者カールロジャースの研究をして、
BEG( basic encounter group)等をしましたが、
結局は自ら産みでた問題は自分で解決しなければいけないとも思いました。
ただ、安心して話し合う環境、自分だけじゃないという安心感のあるあの空間はとても特別だったと思います。