こんにちは！Natsuです。
今日は、心の安全基地とは？愛着障害を克服する方法
について、お話ししたいと思います。
愛着障害を克服するポイントとして挙げられるのが、
「安全基地を持つこと」。
安全基地とは、自分が心から安心できる場所のことで、
幼少期、母親からいわゆる無性の愛を受けて育った子は
自分は無条件で愛されている、という感覚を持つことができ、
高い自己肯定感を持って成長することができるという感じです。
しかし、幼少期、親（主に母親）から適切な愛情がもらえなかった子は
自己肯定感が低く、人間関係や社会とうまく付き合えずに
人生が詰んでしまうという悲しい結果になってしまいます。
私もAC（アダルトチルドレン）の要素を持っているので、
親から適切な愛情をもらえませんでした。
しかし、そんな私でも愛着を克服するために、
これから自分の安全基地を作っていこうと思っています。
安全基地についてはこちらの動画を参考にしてください。
安全基地を持つには、
その安心できるものを何からもらうかなのですが、
色々なパターンがあります。
一つは母親のように、なんでも話せる人を持つこと。
理想の安全基地となる人を探すのは大変ですが、
精神が安定していて、なんでも話せる人が一人いると
非常に心強いですよね。
しかし、血縁関係にない人で、こんな人を見つけるのは
実際なかなか大変かもしれません。
そこでもう一つは、
安全基地の要素を少しでも持っている人となるべく多く関わり、
関係を作っていくこと。
複数の相手を持つメリットとして、
安全基地が分散することで、この人がいなくなったらダメ
という状況を回避できます。
それでも人と接するのは苦手、怖いなと思ったり、
人間関係をうまく築けない場合。
それは自分が安心できる、熱中できるものを見つけておくこと。
趣味や習い事、自分が情熱を持てるものなど、
これに触れたり、行っていることでメンタルが安定して、
心配事に気を向けずにすむようなことです。
最近なら、推し活もいいかもしれませんね！
ただ好きでやるのもいいですし、
気持ちを表現することによって自己開示するなど、
自分を見つめ直すきっかけを作るのもいいかもしれません。
人と違って、こちらは物や事なので、裏切られるなんて心配も
ないかなと思います。
私は、絵を描くなどの創作活動が好きなので、
この作業をしているときは、メンタルが安定している気がします。
まぁ、悩みがあるときなどによっては、いくら好きなことがあっても
落ち着かないとか、不安になることもあるので
万全とはいかないですが、普段の心の拠り所としてはいいかなと思います。
また、そういった自分の好きなことを通してつながる人間関係の中から、
気の合う人を見つけるのもいいかもしれないですね。
次は日記のような、文章を書くこと。
安全基地の人と会話をする
（自分の今の気持ちや、過去のトラウマなどについて）
ことで、言葉にして振り返ることができることと似ていますが、
人から書くという行為に変わっても効果があるみたいです。
話して振り返るか、書いて振り返るか、ということでしょうか。
さきほどの創作活動のように、
小説を書いたりするのもありだと思いますが、
日記などは
今の気持ちや過去の気持ちの整理をするには良い作業になるかと思います。
手で書いたほうがいいのか、パソコンなどでキーボードで打つのがいいのか、
そのあたりの細かい効果はわからなのですが、
振り返りをすることについては、PCやスマホでもいいのかもしれません。
先ほどの趣味や日記などは継続することで、
成功体験と似た感覚を積み重ねることができるかもしれないですね。
話すだけでは、形に残らないので。
より、積み重ねを実感するなら、手で書く（描く）、作るなど
自分の身体を直接使ったほうが
もしかしたら効果があるのかもしれません。
繰り返しになりますが、
私は絵が趣味なのですが、
安全基地を作るためという感覚は持っていませんでした。
ですが、これが自分を救うのなら、
絵を描く意味づけが自分の中で土台としてしっかり持てる気がします。
また、描いた絵を通して人と繋がったり、
誰かを喜ばしたり、励ますことができれば
自分の中でこの行為の重要性は深まるし、克服につながると思います。
そして最後は、自分が誰かの安全基地になること。
自分の安全基地になる人と出会うためには、
自分から安全基地になることも必要なのだそうです。
一種の引き寄せのようなものかもしれません。
また、誰かの安全基地になることで、
必要とされている感覚も身についていくかもしれないですね。
これらの安全基地についてや、愛着障害の克服について
もう少し詳しく解説した動画があります。
こちらも参考にしてみてください。