悪夢の原因 | 虚飾を捨てて心に翼を

虚飾を捨てて心に翼を

生き辛さは成長の機会。思いやりの心と自分の本質を大切に。

10年ほど前までは明け方嫌な夢をよくみました。

 

長年自分が先延ばしにしている心の病の解決、一体いつになったら生き生きとした自分の人生が生きれるのか。

このままでいいのか?このままでは一生棒に振るぞ、取り返しがつかないぞ、と問いかけてくるような夢です。具体的ではなくなんとなくイヤ〜な感じのする夢です。

 

起きるとなんとも嫌な気持ちになります。そんな夢を見たとき、具体的な手立てもなく、嫌な気持ちに関しても掘り下げることなく、早く忘れようとしていました。

問題解決はおろか一番大事な自分のことを考えることも、嫌な感じの元=具体的に何がどうイヤなのかからも逃げていたのです。

 

何故逃げていたか考えてみたいと思います。なぜ考えようとしなかったのか整理してみたいと思います。

 

考えればすることは明白になるのだと思います。

そうするとやらなければならないのにやりたくないと駄々をこねる潜在意識の中の自分を見つけることができるのです。

 

実は駄々をこねる自分というのは自分の非を薄々感づいているのです。

だから自分の正体を見られないように隠すのだと思います。

思考するとすぐバレてしまうので、思考させなくします。そして正当化しようとしていろんな理屈を考え出します。本当に大事なことは考えないのに、自分に関係のないことをあれこれ考えて余計複雑にするのです。

 

薄々感づいているが故に、心の葛藤で悩み苦しむのだと思います。

 

例えば人から自分の(人に迷惑をかけるような)欠点を指摘された→傷つく→自分を傷つけた相手を憎む、許せない、そんな相手の言うことを聞きたくない、死んでも嫌だ!と言うことだと思います。

 

例えば好きな人から同じことを優しく言われていたら自分の欠点を直そうとしたと思うのです。

でもそうではありませんでした。言い方が悪く、それによって自分はすごく傷つきました。だから聞きたくない。

 

しかし、それがわかれば解決法は、明白です。

たとえ嫌いな相手の言ったことでも、自分の成長のためにやるのです。

 

「意地でもやらないぞ」から「やって見返してやる」に変える。

 

なぜ今まで気づかなかったんだろう。この二つの結果が天国と地獄のような違いとなって現れるのです。