久しぶりの廃墟の投稿です。今回は千葉県の茂原市に存在する厳密にいうと廃墟ではない
荒廃した団地です。
多くのユーチューバーが訪れているので、知っている方も多いかもしれませんが、
実際に訪れてみると思っていたよりも郊外にあるという印象でした。
周りは畑しかなく、栄えているエリアからもそれなりに離れているところに、急に大規模な団地が現れます。片側は大通りに面していますが、もう一方は写真に写っている車1台通るのがやっとな道しかありません。
ついてみると、思っていたよりも道路が綺麗で
時々車も通ります。
夏場はおそらく、相当草木に覆われるんだろうな〜と。訪れたのは真冬なので、すっきりとしていました。もしかしたらそれなりに管理されているのかもしれませんね。
真名団地唯一の高層塔 と言っても街中でよく見かけるような団地の1棟が立っています。
この高層棟は最近まで住人がいたそうですが、訪れた時にはすでにどなたも住んでいないようでした。
この団地群、居住している方がいらっしゃいます 団地の大通り沿いの方の平屋エリアだけだと思いますが、そこは綺麗で、庭も手入れされていて
ご高齢の奥様が井戸端会議をしていらっしゃいました。
この団地ができたのは1970年〜1975年 意外と古くないな?と思った方もいるかもしれませんね。僕もそう思います。
高度経済成長時代に、こう言った団地が各所に作られました。子供が巣立ち、高齢化
決して利便性が良いかと言われるとそうでもない・・となるとこうなってしまう現実も仕方ないのかなと・・。真名団地だけの問題ではなく、日本各地でこのような広大な開発されたエリアが丸ごと過疎化・限界集落と化しているんですよね。
真名団地は市営の団地なため、今残っている世帯がいなくなってしまった場合、おそらく取り壊しの運命かと思います。 きっと立地を考えると、新しく住宅というよりかは、更地かソーラーパネルが敷き詰められるんでしょうかね、、。
今は誰も住んでいない住宅が並んでいる、まるで人類がいなくなってしまったかのような世界が
続いていますが、50年前には家族の団欒の場所だったと思うとなんとも言えない気持ちになりますね。
数年後にきたらもうこの光景は見れないのかもしれないと思いながら、一歩一歩噛み締めながら散策させていただきました。