前書き
前回の記事で
「妻の秘密」を
書いたので
妻へのお詫びに
今回は
私の秘密を書きます。
それは少年時代からの話なので
少年時代シリーズで
書かせてもらいます。

まだ、少年時代シリーズは
続いていたんかいアセアセ

黒の詰め襟が
余った皮のように
ぶかぶかのまま、
中学の入学式を迎えた。

貧乏だった
我が家は
母が
「どうせ、直ぐ大きくなるんだから、少し大きめの方がよかよ」
かなり大きめの学生服を
買った。少しとちゃうんかいムキー

入学式で並んだときに
自分より小さな同級生は
二人しか居なかった。

そんな身体が小さかった私は
大きくなりたかった。
当時、背が大きなる為には
スポーツ、
特に剣道が良いと言われていた。
そして
私は武道が好きだったので
一石二鳥とばかり、
勇んで剣道部へ入部した。

剣道部は
体育館はバレーボール部や
バスケットボール部などの球技に
占められいたため
机と椅子を片付けた教室で
練習をしていた。

しかし一年生は
狭い教室では
練習させてもらえずに
廊下で
摺り足の練習ばかりだった。
そのため足は
豆だらけ。

そんな時に
優しい先輩が
剣道用の足袋を貸してくれた。
この足袋で足の痛さが
かなり楽になった。

この先輩は
足袋のほかにも
袴や防具なども貸してくれた。
竹刀の手入れの仕方なども
教えてくれた。

良き先輩が
いるクラブで
剣道に励んでいた
夏に
無性に
足の裏が痒い。

水膨れのような
水泡が
いくつも
足の裏にできた。

そう、

水虫をうつされたのだガーン

先輩に水虫の事を聞くと
「この水虫は剣道部に代々続く
伝統?の水虫で大事にしろよ」
とのこと。

しかし、痒いため
そんなに
大事にするわけにも行かず
薬を付け続けたが、
暑い時期には治らず
寒くなってから
やっと痒みが止まった。

しかし夏になると再び
水虫は復活した。

当時、水虫を治すことが出来れば
ノーベル賞もの。
と言われていたが、
今はきちんと治療すれば
治るようだ。
しかし薬を作った人がノーベル賞を取ったとは聞いたことがないニコ

水虫は今でも
数年に一回
発病するが
薬を付けると
直ぐに消えてしまう。


しかし
妻への秘密とは 

水虫ではない。

水虫は
たまに薬を塗っているところを
妻は見ているので
既に承知しているのだ。

秘密とは
袴を借りたときに
移った

インキンだ。

インキンは
五年間
自己治療では治らず
病院に行ってから
やっとで治った。

しかし今でも
インキンの菌が
何十年経っても 
身体に潜んでいそうで
言い出せなかった。

でもここで

カミングアウト爆笑

インキン根絶宣言を
します。

たぶんチュー