前回の続きです。

 

  救急車で運ばれたのが、全国でも有名な心臓カテーテル手術の病院。

 

  救急隊員の方は、私の症状で心筋梗塞と分かってこの病院を選んだようです。

  病院も受け入れてくれました。

 

  病院に着くとすぐに色々な検査を受けました。たしかCT検査も受けたと思います。

  この頃は胸の痛みは絶頂の時の80%くらいでした。

 

  時間はわかりませんが、先生が「動脈解離ではないようです。今から直ぐに・・・・・・・・をします」と言われましたが、最後のほうが聞き取れず、「まな板の上の鯉」状態の私は、ただ頷くだけでした。

 

  早速、手術が始まりました。右腕に注射をブスリ。

  「睡眠薬なのかな?」などと思っていましたが、全然眠くならない!

  そんな時、右の手首に違和感がありましたが、胸の痛みであまり気になりませんでした。

  

  そして頭の上を大きな機械が行ったり来たり。

  何度か先生と看護師さんの方から「痛くありませんか?」と聞いていただきました。

  何度目かに聞かれたとき、痛みが全くなくなっていました!劇的に!

  余裕ができた私は看護師さんに「今何時ですか?」と尋ねると午前1時とのこと!

  午後8時半位に救急車を呼んだので「もうそんなに時間がたったの?」と驚くとともにこん  

  な夜中まで先生たちに申し訳ない気持ちになりました。

  そんな時、先生が「血栓ができてしまうようなので足からもカテーテルを入れます」と言わ 

  れ、右足の付け根に注射をブスリ。これはちょっと痛かった。「喉元過ぎれば熱さを忘れる」   

  胸の痛みがなくなったのでこの痛みが気になりました。

  カテーテルが入っていく感じは全くしません。

  手術が終了して集中治療室へ。

  救急車で付き添ってくれた妻と面会。妻にも申し訳ない。妻にはタクシーで自宅に帰るよう  

  にと話しました。

  

  今日はここまでにします。次回はカテーテル手術について詳しく書きます。