🔹ジア爺

「恐れていたことが起こったな。一瞬で報道されなくなったが、、」

 

🔸天ちゃん

「なんじゃ?」

 

🔹ジア爺

「BBQ中に火力が足らん!となったから、先生がアルコールを炭にかけたんじゃ。それが生徒に燃え移って、亡くなってもうたんじゃ」

 

🔸天ちゃん

「え〜!!こわっ!なんでもっと報道せんのじゃ?」

 

🔹ジア爺

「巨大な利権を害することになるからの〜TVも雑誌もラジオも所詮スポンサーありきじゃ。広告を出しているとこは商品を売るだけが目的じゃない。自社に何か起こった時に悪い報道がされないように守るためでもある。ラジオでビッグモーターという中古車販売業者のCMがバンバン流れておるんじゃが、そのビッグモーターで故意にパンクさせて修理させたりなどの不正がかなり露見したんじゃが、一瞬で報道が消えたし、ラジオで言われることはなかった。ユーザーのための有益な情報を流さなくてはいけないのが公共の電波なんじゃがの。彼らも自分たちが生き残るためにはユーザーのことなんてどうでも良いに決まってておるからの。それが長い時間をかけて自分たちの首を絞めていくんじゃが、その頃は本人たちは辞めておるから関係ないから、自分たちがいる間だけ耐え忍んでくれればいい。それが会社じゃ」

 

🔸天ちゃん

「そんな凶器のようなアルコールが簡単に手に入って、世の中に出回ってて、会社や大規模施設の入り口に置いてあるという状況が本来ならおっそろしいことなんですね!!!」

 

🔹ジア爺

「そうなんじゃ。しかも効果も余り期待できんのに!国民は自分たちで気づくべきなんじゃ。アルコールはやめて、まともなところが作っているまともな次亜塩素酸水にするべきなんじゃ。ところが次亜塩素酸水の団体は弱いから利権になっとらんのじゃ。だからちょっと有名になるとアルコール利権団体に潰されてしまう。次亜塩素酸水は効果が無い!とかの報道を流されての。」

 

🔸天ちゃん

「はぁ、、なんか大人ってダサいね」

 

🔹ジア爺

「天。大人は家族を守ためにまずは道を一歩外す。そのうちそれが当たり前となり、家族を守るためのはずが、自分のためへと変化していく。そして戻れなくなるんじゃ。さて、本日は、セレウス菌じゃぞ!」

 

🔸天ちゃん

「なんかかっこいい側の響きじゃ!セレウス様♬的な」

 

🔹ジア爺

「、、、、、セレウス菌は、前に登場したウエルシュ菌と同様に通常の加熱調理に耐える、熱に強い芽胞を形成する菌じゃ。チャーハンやパスタ、焼きそばなどが、代表的な原因食品として挙げられる。

症状は嘔吐型と下痢型があって、日本では嘔吐型が多い傾向がある。熱に強く、通性嫌気性菌のため酸素がなくても生きてける強烈に強いやつじゃ。夏場に多く発生するのでこれからの季節は要注意じゃ。自然界に多く存在する菌じゃから、防ぐのは難しいんじゃが、アルコールや前に話した次亜塩素酸ナトリウムではやっつけることはできん。ま、小麦系でよく発生するから、コメを洗ったり、パスタを洗ったりはできんからの〜作り置きは余りせず、小分けで保存が鉄則。」

 

🔸天ちゃん

「ふむ。大量に作る、給食やイベント、社食学食なんかは大変じゃの〜」

 

🔹ジア爺

「そうなんじゃ。大量に作るところは常に食中毒との戦いとなるため、おいしさが犠牲になることが多々ある。今日からは、どの次亜塩素酸水をどのように使用していくかを伝えていくぞ」

 

🔸天ちゃん

「うっす!」

 

🔹ジア爺

「ここから核心に入っていく。まずは、次亜塩素酸水をきっちりと知っていこう。いいか。化学の分野は、とにかくテレビや雑誌やネットの素人の情報に惑わされないことが大切じゃ。テレビはよく自称専門家やインチキ医者、付け焼き刃の学者、政府やテレビ局の言いなりの御用聞き学者がほとんどじゃ。とにかくそんなもんは無視じゃ。次亜塩素酸水とは、次亜塩素酸という物質が入った水のことじゃ。次亜塩素酸は人間の白血球からも微量に作られる人体を守る物質でもある。とにかく最強の殺菌力を持っておるんじゃが、人間などの生きてるものには安全なんじゃ。だからこそ昔から水道水にも入れて殺菌をしておるし、ビール瓶や牛乳パックの洗浄もやっておる。森永乳業株式会社なんかは自社で次亜塩素酸水を作る機械も販売しておるぞ。じゃ、なぜそんな素晴らしい物質が一般に広まっとらんのじゃ?」

 

🔸天ちゃん

「クソ高い!」

 

🔹ジア爺

「違うんじゃ。次亜塩素酸という物質には致命的な弱点がいくつかあるんじゃ。」

 

🔸天ちゃん

「なるほど!美人だけどモンモンだらけ!イケメンだけど謎の宗教を妄信!金持ちだけど性格に難あり!」

 

🔹ジア爺

「、、、そんな感じじゃ、、、次亜塩素酸という物質は、とってもわがまま、気まぐれなんじゃ。とても不安定な物質でpH(酸性、アルカリ性を示す単位で、数値が大きいほどアルカリとなる。)がすぐにぶれてしまう。pHがブレると濃度も下がり、効果がなくなる。そして紫外線にもめっぽう弱いし、温度変化にも弱い。日焼け嫌いなくせにじっとしとけないかつボンボン気質、、、いや〜面倒なやつなんじゃ。」

 

🔸天ちゃん

「うほ!じっとしとけないのに外に出ると弱る、、、じっとしとけないのに、夏に弱い、、、じっとしておくのが一番能力を発揮するのに、その状態が苦手、、、矛盾ボーイ!」

 

🔹ジア爺

「まさしく!次亜塩素酸という物質は、次亜塩素酸ナトリウム(強アルカリ)のpHを弱酸性領域まで持っていくと発生する。つまり、pH6.0±0.5程度。それ以上酸性領域に行くと塩素ガスが発生してしまう。化学の世界ではこの弱酸性の領域に留まらせておくことが非常に難しい。つまり思春期の不安定な心のような状態なんじゃ。そのうち年齢を重ね落ち着いてくるじゃろ?つまり、酸性なら酸性、アルカリ性ならアルカリ性の方が安定するんじゃ。次亜塩素酸は中途半端な弱酸性の領域でないといけないので、不安定なので、すぐに効果が無くなってしまう。つまり、消費期限が短いんじゃ。そこで各社、この消費期限を伸ばすための技術革新をやっておる。次回からこの技術革新に迫っていくぞ」

 

🔸天ちゃん

「なかなか眠らなくなってきたぞ!面白くなってきた!」

 

🔹ジア爺

「よかったわい、、」

 

 

※著者はかなりの内部情報を覚悟で記載しております。途中で執筆が止まった際は、利権の核心、逆鱗に触れて地球上から消えたと思ってください。何百億、何千億と動く世界です。本当に怖いです。