今、こどもたちの検索能力が、大ピンチです。


うそやん、あいつら毎日検索しとるでー

と、お思いのお父さんお母さん!


だまされないでください。

試しに「北条政子ってどんな人?」と聞いてみてください。


知らなーい

しらーん


と言う答えがきます。9割がた。

動こうとしないのです。

聞かれたことを調べて答えるなんということは、しないのです。


調べるとしても、ネット情報丸写し…


なぜなのでしょう?


実は、こどもたちは、「知りたいことしか検索できない」状態に置かれています。

原因はいくつかあります。

•教科書の欄外に、新出漢字、新出単語が出ていて、辞書を使わなくても授業が受けられる。

•YouTube動画を見たあと、すぐに推奨動画が出てくるので、検索する必要がない。


世の中が便利になってしまい、「自分で調べる」必要がなくなってしまったのです。

本の辞書がない、なんていう家も結構あるとか…


このままだと、とても心配です。

みんな、「みんなと同じ」にしかならないからです。自分で動かないということは、「誰かから与えてもらえるもの」しか手に入れられない、ということになります。世の中には、人よりお金を子供の教育に使っている人がいます。いくら子供が受動的でも、しこたまお金をかければ、人並み以上にはなります。ということは、こどもたちが自分で「やる」気を出さなければ、「金持ちに負ける」人生が確定するということなのです。


平均以下の人生から抜け出すには、「なんでも自分で調べる」能力が不可欠です。

平均点を上げてくる「お金持ち」に負けないように、私は日々活動しています。


生徒と一緒にマインクラフトをプレイしながら、「自分で動く癖」を育てています。