(今日の敦煌市の気温:20~38℃
敦煌旅行でブログに書いておきたいことがまだ残っていた。(2016.9.24)
散水車というのは中国でよく見かける。路面に直接水を撒く車だ。道路にホコリが立たないようにするために撒くのかな。
ここ敦煌で見たのは”噴霧車”だ。噴霧車という名前のクルマがあるのかどうか知らないけど、どう見ても散水車じゃないし、私が名付けてみた。
夕食を終わって夕方8時過ぎだと思う。(敦煌の夕方8時はまだ明るい。)後ろからゴーという音が聞こえてきたので振り向くと、トラックの後ろの大きな煙突から煙が出ている。これはただの煙ではない。水の煙、つまり霧だ。通り過ぎるとき霧が体にかかってとても気持ち良い。なんたって、今日の敦煌の最高気温は38℃だ。そして、その霧がじんわりと路上に落ちてきて、路面が濡れてくる。ホコリ対策と暑さ対策に一石二鳥の噴霧車だ。
よく考えてみると、冬にスキー場で雪を作る造雪機の原理だね。あの造雪機の噴霧器をトラックに装着したような形だ。いいアイデアだね。
敦煌の散霧車