私は学生のとき、コンサートの運営スタッフのバイトをしていました。
朝一の搬入から舞台設営、夜遅くの撤収まで丸1日フルに働いて日当は8000円。
力仕事がメインで、かなりきついわりにバイト代はそれほどではなかったので、あまりわりがいいバイトとはいえませんでした。
社員でやっている人たちは、元バンドをやっていた人が多く、「やっぱり音楽が好きで、音楽に関わっていたいから。好きじゃなきゃ続かない仕事だよ。」と話していたのを記憶しています。
さて、こないだのエントリーで北京のフリーペーパーをおみやげでもらったことを書きました。
北京にいるときは普通に読んでいたこれらの雑誌も、日本の感覚で読むとやはり「ええっ!」と思う箇所があります。
たとえば求人コーナー。
「業界経験5年以上」「中国語ビジネスレベル(HSK8級以上)」「英語コミュニケーションレベル」「提案力があり、コミュニケーション能力が高い事」
という条件が並び、最後の待遇(給料)が「7000元(10万円くらい、家賃なし)」とかだったりします。
待遇の割りに期待される能力が高すぎんじゃないか、と。 また、給料安すぎやしないか、と。
中国にいると、中国語ができるのは当たり前なので人材価値が下がってしまうのでしょうが、中国語はやはり特殊な能力だと思います。その能力を身につけているのにも関わらず、現地採用者の待遇は良くない。日本で就職先を探した方が、もっと条件のいい仕事がいくらでもあるはずです。
「中国」で仕事をするということは、「中国に関わっていたい、好きじゃなきゃ続かない」という好きじゃないと続けられない仕事の部類に入っているのが現状なのかな、と思います。
中国語人材はもっと評価されて然るべきだと思うし、これからもっと待遇も良くなるのだろうと思いますが、まだ時間はかかりそうです。現状だと、これが市場が定める評価なのでしょう。
中国語は将来は期待できそうだけども現状はあんまり稼げる言語じゃないよ、というところでしょうか。一般的には。