帰任してもうすぐ4ヶ月。
ほぼ東京での会社員生活にも慣れました。
なんだか東京は北京に比べてせわしくて、常に時間に追われてる感があります。

とある先輩駐在の方が、「海外に1年いた人は帰国して日本の生活になれるのに1ヶ月かかる」、「3年なら3ヶ月」、「10年なら10ヶ月」、、とアドバイスをくれましたが、まさにそうでした。自分の場合4年なので、大体4ヶ月で日本生活に慣れました。


帰国してから今まで、結構劇的な環境の変化がありました。
まず2ヶ月経たないうちに、また出向が決まりました。海外支社ではなく、クライアント側への出向になりました。というわけで、今は自社の東京オフィスではなくクライアントの会社で働いています。


仕事の内容も変わりました。
現在は、主に欧米の海外オフィスと連携し、24時間体制で制作物を作り続けるようにするための工程管理というような仕事です。アジアはあんまり含まれないので中国と関わることがほとんどなくなってしまい、ちょっと寂しいです。

たとえば、ニューヨーク、ロンドン、パリ、シドニー、マドリッドなどなどの支社があるわけですが、ロンドンならマイナス9時間、パリならマイナス8時間、シドニーならプラス2時間などそれぞれ時差があります。東京時間のオフィスタイムにシドニーが動いた仕事をロンドンやパリに引継ぎ、それをまた朝東京で引き継ぐというように管理していけば、24時間回し続けることができるわけですね。最初は時差間隔が掴めないし、他都市がスケジュール通りに動いてくれるのか心配でしたが、意外とすぐなれました。

中国時代は平気で納期に遅れたりする会社や担当者も多かったし、「○日までにできる」と言って、実際できないということもよくありました。この中国経験があったのでこの工程管理の仕事はちょっと憂鬱だったのですが、欧米系の場合は「出来ない場合は出来ない」と依頼したときに言ってくれるのでスケジュール管理がしやすいです。


ほんの4ヶ月前の朝、北京を発ったときはこういう境遇の変化は想像もしませんでした。が、いまはまるでここで昔から仕事していたような、北京の4年間はまるで飛ばしたような錯覚さえ持つのです。北京の和飲輪飲の小部屋でごろごろしてたことなどが遠い夢のように思えるのです。人間の能力のなかで、環境への順応力ほど不思議なものはないとつくづく思うわけです。

海外生活が長くなると「自分、日本に帰ってからやっていけるんだろうか」と不安に思うこともあると思うのですが、意外と大丈夫なものです。


というわけで、帰国して日本での生活に慣れるまでにかかった時間は約4ヶ月でした。このブログのタイトルは「北京帰りじゃんすが東京に慣れるまで」なので、慣れてしまった現在はタイトルを変えなければと思っているのですが、いい案が浮かぶまでは当分このままにしておきます。