上海タイフーン/脚本:福田 靖

NHKで放映されている連続ドラマ「上海タイフーン」を観ています。

上海でがんばる日本人女性のお話です。

来週は観月ありさ主演の「OLにっぽん」というこれまた日本と中国の間に挟まれ奮闘するOLを主人公にしたドラマが始まるそうで、最近中国がらみのお話がはやり始めた感があります。


で、表題の「上海タイフーン」です。

私は中国から戻って間もないですし、上海にも出張でよく行っていたので、郷愁を感じながら楽しんで見ています。


主演は日本一不幸な役が似合う女優と言われている木村多江です。好きな女優さんの1人です。

相手役にはピーター・ホーが起用されており、日本語で頑張って演技しています。彼の日本語は流暢というわけではないですが、なかなかのレベルです。中国人女優としては、国民的美少女コンテストで優勝した林丹丹、昔キョンシー映画で天天を演じていたシャドウ・リュウなどが出演しています。


日本人の出演は、主演の木村多江のほかに、松下由樹、MEGUMIなどです。3人とも中国語が話せる設定なので、中国語で演技するシーンも多いです。松下由樹とMEGUMIの役柄は上海在住暦が長く、中国語ぺらぺらという設定。3人の中国語に関しては、四声がおかしいところはよくありますが、なかなか上手だと思います。やはり発音は女性のほうが男性よりも上達が早いですね。この中では木村多江の中国語が一番癖がなくて綺麗だと思いました。松下由樹



とMEGUMIの場合は「中国語ぺらぺら」という設定のためか、ちょっと話し方に変な癖がついてしまっている気がしました。



このブログの読者さんには中国在住で、NHKが見れずにドラマが観られない方も多いと思いますのでストーリーについて簡単に説明します。これから観るのでネタバレはいやだという方は読まないでください。


・主人公木村多恵はとあるアパレルメーカーに勤めるバリバリのキャリアウーマン。でも任された中国ビジネスに困らされ、かんしゃくを起こしてやめてしまう。


・自分はできる人間なので再就職もすぐ決まると思いきや、意外と苦戦。とある雑誌で読んだ上海で活躍する日本人女性(松下由紀)をみて、自分も上海で起業しようと思い立ち上海へ旅立つ。


・世の中そんな簡単にはいかず、どん底を味わいながらも悪戦苦闘して頑張る。



というようなストーリーに、以下のような、私も中国時代によく聞いたエピソードが織り交ぜられながら展開していきます。


・木村多恵の父は実は昔上海に駐在しており、そのまま現地で中国人女性とできてしまい、日本に帰ってこなかった。その父親は中国で家庭を持っている(しかもなぜか路上で床屋をやっているというありえない設定)。


・松下の店が上海市主導の再開発エリアに指定されたため強制的に立ち退きを迫られる。



上海のシーンで、居酒屋で上海在住日本人との飲み会シーンがたびたび出てきます。「なすび」など「あの人は今?」のような配役です。


どうもこの居酒屋シーンはいらない気がします。なんのためにあるのかよくわかりません。上海在住日本人のキャラ設定もよくわからないですし、なんかちゃらいですし。現実の世界で上海でおもしろいことをやっている日本人はたくさんいるので、この飲み会シーンをたびたび使うのであれば、もうちょっと違った角度で取り上げてもよかったのではないかなと思いました。



全体的にはおもしろいし、好きなドラマなので今後の展開が楽しみです。



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