の続きです
義父の葬儀が終わり、少し落ち着いた頃に、主治医との面談があった。
私はてっきり、主治医だけとの話なんだと思っていたが、
主治医
リハビリ担当の作業療法士
担当看護師
相談員(精神保険福祉士)
私
の五人での話だった。
…主治医の話は、ものすごく衝撃的だった
母は特に混乱もなく、安定してること。
おしっこが出にくいことで、泌尿器科へ行ってもらうことも考えたが、
すぐバルーン(尿の袋?)をつけたりするし、
認知症患者にはそれの管理は難しいので、
なんとかうちの病院で改善できないか考えました。
もしかしてと思って、
精神の薬を一旦全てやめてみました。
それでしばらく様子を見たら、
排尿も確認でき、嘔吐もだいぶ治りました。
お母さまは、
薬の影響…副作用をものすごく受けやすい体質なんだと思います。
なので、今現在は、
抑肝散のいう漢方薬と、少量の睡眠薬と、メマンチン
というお薬だけで、日々落ち着かれてます。
え、え、え、え、えーーーー⁉️
そんな原因だったの⁉️∑(゚Д゚)
主治医の話は続き、
入院前にお母さまが飲まれてた薬のデータを見れば、
どれだけ大変な状況だったかよくわかります。
症状が激しいので、どんどん薬を増やし、またそれによって症状が悪化していってたんですね。
と仰った
私は驚き過ぎて、しばらく言葉が出なかった。
しかし、入院という機会がなければ、
精神の薬をやめるなんて選択肢は絶対になかったし、
母の不穏の原因はわからなかっただろう。
母を精神科に入院させて良かったと、その時、心から思った。
続きます。