の続きです
今年一月頃のことを書いています。
なんとか無事に、肺炎の母を精神科病棟に入院させることができて、
面会せずに病院にお任せください、と言われた10日間があっという間に過ぎ、夫と父と3人で母の面会に行った。
精神科病棟というのは、そういうものなのかもしれないが、
ほんとに全く連絡がない。
何かあってもいちいち連絡などなく、全て病院で対処してくださる頼もしさはあるのだが、
この数ヶ月間、どっぷり母と付き合ってきた私達は、
おとなしく治療してるのか、
帰りたい帰りたいと騒いでるのではないか、
どうしてるのか、心配で仕方がなかった。
といっても、大病院で患者も多く、スタッフさんもお忙しいだろうし、
いちいちそんなことで問い合わせするのも申し訳ない気がして、10日間はこちらからは一切連絡しなかった。
それはそれで、親を入れっぱなしの冷たい家族だと思われないだろうか、
だからちょっとくらいほっといても良いとか思われないだろうかと、
ぐちゃぐちゃ心配してしまう小心者の私だった
そして、10日ぶりにガラス越しに会った母は、
びっくりするぐらい、
顔色が良く、
なにより、入院前はいつも目を閉じて苦しそうにしていたのに、
目がしっかり開いている‼️👀
そして、
しっかり私達の方を見ている!
お母さん!お母さん!と呼びかけると、
しっかりした声で、
「帰れる?迎えに来てくれる?」と言う。
でも、前みたいに、怒ったり怒鳴ったりはしていない。
私達が、
病気が治ったら迎えに来るからね!待っててね!
と言うと、
なんと、
うん、わかった、はやく迎えにきてね、待ってるね
と言ったのだ!
え?お母さん、待てるの…?∑(゚Д゚)
母から、
待ってるね
なんて言葉を聞くのは、ものすごく久しぶり過ぎて、
涙が出るくらい嬉しかった…。
続きます。