前回の続きです。

昨年9月頃のことを書いています。


母がお世話になってる小規模多機能は、一階がデイサービスと、ショートステイ、二階にはグループホームがある。


よく言えばアットホームな感じで、広い家のようだ。


大きな施設のように、電子ロックで内側からは開かないようになってたり、

自動ドアだったりもせず、ふつうの家の玄関で、上下に鍵が付いてる感じだ。


靴もほんとは室内用に履き替えなければならないのだけど、

母はこだわりが強くて、今履いてる靴を頑なに脱ごうとしないので、

特別にそのままで利用させてもらっていた。



なので、当時の母なら、


余裕で突破できる(ノД`)


その頃の母は、とにかく落ち着きがなく、3分おきにトイレに行ったりする。


トイレへ行っても、またすぐ行きたがり、

でも、服もおろさず、トイレットペーパーをカラカラとまるめ、そのまま流すだけのこともあって、


トイレットペーパーが一日に三つも四つも無くなる( ̄◇ ̄;)

デイサービスでもそれは同じで、片時も目が離せず、


そして、体が元気で動けるので、家に帰りたいと、衝動的に外へ出てしまう。


母はもちろん危ないし、母に付きっきりになると、スタッフさんの手が足りず、周りの利用者さんにも危険が及ぶかもしれないし、

脱走事件のあと、デイサービスからも、また昼頃に返品されることが多くなってきた。


私は、小規模多機能さんの立場ならそれも仕方ないと思っていたのだが、

父は違った。



続きます。