球体の蛇/道尾 秀介

¥1,680
Amazon.co.jp 角川書店 2009年刊

 子どもの純粋なる思いこみ・悪意のない言葉の武器、大人のずるさや欲望が混じり合い、悲しくも切ないお話でした。
 スノードーム・球体の中に雪もどきが降り続く玉、あれ素敵だけど中に閉じ込められてと感じるか、ずっと素敵な中に入りたいと感じるか人それぞれなんだなと読んでてなるほどと思いました。

 昼過ぎの手術のため、朝から餌も水も貰えなかった飼い犬。かわいそうだったな。手術がうまくいきますように。
あやしい探検隊 北海道物乞い旅/椎名 誠

¥1,470
Amazon.co.jp 角川書店 2011年刊

 本屋3社と映画の企画をおりまぜて、北海道を物乞いしながら1週間、旅をして回ろうと、著者を含む8名+αが2台(途中から3台)の車に分乗し、東京からフェリーに乗り道東へ向かい、最後は小樽、余市まで行く旅話です。
 各自寝袋を持参し、最少額を胸に魚を釣ったり、各地で物乞いをせんと出掛けていったわりに、事前連絡バッチリだったためか、著者と仲間の人徳なのか行く先々で大盤振る舞いの接待を受け、まったくひもじくないし、困ることがなかった1週間。
 途中の文章でも間違った企画にしてしまったと反省していたり、あとがきで題名に偽り有りと本人も書いてますが、気の合う仲間と北海道を車でまわり、友に再会する旅というのが正解のようです。
 設定として1週間、体をあけるのが限界だったからでしょうが、もう少し色んな企画が盛り込まれていれば良いのにと感じました。


 日が延びてきて夕方遅くまで電気をつけなくても済む季節になってきた。 春も近いかな。
キミは知らない/大崎 梢

¥1,470
Amazon.co.jp 幻冬舎 2011年刊

 淡くかわいい恋話かと思いきや、幼い頃に死に別れた父の本を発見したことから巻き込まれミステリーへと繋がる展開が面白いです。 
 突拍子もない話に見えていながら、血の繋がりによる深い闇が興味深く、とても良かったです9よ。
 表紙のやわらかなイラストが合っていて、良いイメージがふくらみました。


 ラストが気になって夜更かしして読んでしまった。

ハローバイバイ・関暁夫の都市伝説―信じるか信じないかはあなた次第/関 暁夫

¥1,260
Amazon.co.jp 竹書房 2006年刊

 文庫でも出版されてます。シリーズ化され刊行されてますが、本作は1作目です。
 テレビでも同じみのドル紙幣に隠された秘密やら、アメリカ大統領選と戦争との話、UFOからマイケル、ウオルト・ディズニーの話など、これぞ都市伝説な話が沢山です。
 中でもカラー写真で掲載されてる胴が長い猫。これがまた半端無い長さで一見の価値ありですし、人間の業みたいなものを考えさせられます。


ハローバイバイ・関暁夫の都市伝説―信じるか信じないかはあなた次第 (幻冬舎よしもと文庫)/関 暁夫

¥520
Amazon.co.jp
段ボールハウスで見る夢―新宿ホームレス物語/中村 智志

¥1,890
Amazon.co.jp 草思社 1998年刊

 1993年から、1996年の強制撤去にいたるまでの駅前ホームレスへの取材から、著者が見た、感じたことを写真やホームレスが作成した句などもまじえて書かれています。
 その当時前後にTVでも、本書に出てくるハウスと言って良いほどの出来栄えに住んでる方達が放映されていたのを思い出しました。
 仕事がない、住む場所がない、後ろ盾がない。行政がいくら手を出しても受け入れられない人が確実にいるからこそ、ホームレスが消えることはないんだなと感じました。

 子どもの誕生日が近しくて、随分と雛デコケーキを食べてないな。