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2台目のデジカメ(6)布製品の質感と汚いものの再現力

P100とAW1の比較シリーズもそろそろこの辺の終わりにしたいと思います。
例によって左がP100で右がAW1です。
全景_P100 全景_AW1



布製品の質感
布製品_P100 布製品_AW1
なんだかこれは現物がないとピンとこないなぁ。
実験の対象が良くなかったか?

汚いもの
汚物_100 汚物_AW1
汚れまくった空気清浄機のフィルターです。
何ということでしょう、定格寿命2年のフィルターをたった4ヶ月しか使っていないのに、こんなに汚れています。
私の部屋の空気がそれだけ汚れているということ?タバコも吸わないのになぁ…。

ところで、カメラメーカーのホームページとかに「撮影サンプル」ってありますよね、あれって大方美しい動植物とか綺麗な観光地の写真ですよね。
実は、私はカメラの性能は汚いものを如何にリアルに撮れるかが重要だと思っているので、どうもあの「撮影サンプル」には納得できません。(苦笑)
カメラであれテレビであれプリンターであれ、映像機器の設計者の皆さんは「如何に綺麗に見えるか?=売れる製品」と思って開発をしているわけで、綺麗に撮れて当たり前、綺麗に見えて当たり前、なのです。
つまり、巷に流通する映像機器というのは綺麗なものをより綺麗に再現することは得意でも、汚いものをそれなりに再現することは苦手な製品が多いのです。
そこで私は、映像機器のひとつの評価基準として、汚い被写体を如何にリアルに再現できるか?を重視したいのです。

と入ってみたものの、布製品も汚いフィルターも、2台のカメラのホワイトバランスが合ってない事が気になって仕方ないんですけど…。
同じチャートで合わせてるのになぁ。(^^;

2台目のデジカメ(5)自動の実力

カメラを使っていて「ぁ゛っ」というシャッターチャンス、カメラの調整なんてやってる暇が無いとき、役に立つのはやっぱり「自動」です。
そもそも、カメラという機械は、調整項目が非常に多く、それをすべて手作業で合わせていたら風景写真や商品写真以外撮れなくなってしまいます。いや、下手をすると一瞬しか現れないような気象現象とかだと風景でもアウトです。
結果的に、カメラの得意な部分は自動に任せて、人が得意な部分だけ手作業でというのが普通のカメラの使い方です。あとは、どれだけの割合で自動に頼るかは撮影する被写体と与えられた時間、そして自分の操作の速さを総合的に判断して決めるしかないのです。

ということで、前置きが長くなりましたが、自動の検証です。
Nikon A AW1には「オート」、COOLPIX P100には「オート撮影」というモードがあり、これが工場出荷時の初期設定モードです。

しかし、両機の動作をよく観察してみると、AW1のオートモードの動作は、P100のオート撮影の動作よりも、おまかせシーンモードの動作によく似た動作をしていることに気づきます。

さて、どうするか?
仕方が無いので今回はAW1のオートモードに対してP100のオート撮影モードとおまかせシーンモードの両方でテストしてみることにします。

まずはお約束の写真の順序
全景_AW1_自動
全景_P100_AT 全景_P100_AC
こういう順序で表示します。

南バイパス
バイパス_AW1_AC
バイパス_P100_AT バイパス_P100_AC
本日は曇り空でしたので空が真っ白は仕方ないとして、AW1のオートとP100のオート撮影は比較的近い露出になっています。発色の違いはやっぱり気になるんですが、もしかするとP100は可視光線以外の赤外線や紫外線の影響もある程度受けているのかもしれないと考えています。
何故なら室内撮影の時より屋外撮影のときのほうが発色の悪さが気になるんですよね。
そして、思いっきり明るく飛んでしまっているP100のおまかせシーンモードですが、これは逆光補正が自動的に働いてしまっているためです。
P100のおまかせシーンモードの逆光補正は、かなり敏感で、曇り空程度でも反応してしまいます。

空(そら)
空_AW1_AC
空_P100_AT 空_P100_AC
薄曇りの空です。機種毎にホワイトバランスの違いがあるようですが、露出に大きな違いは見られないようです。

南バイパスの孔1
孔1_AW1_AC
孔1_P100_AT 孔1_P100_AC
宮崎南バイパスの下をくぐるトンネル?です。入り口の見える位置からの撮影です。
よく似た感じになりましたね。

南バイパスの孔2
孔2_AW1_AC
孔2_P100_AT 孔2_P100_AC
孔の中に一歩入って撮影。
コンクリートの灰色の微妙の色の違いがAW1では見えますが、P100では明るさの差こそあれ、みんな灰色になっています。また、向こうに見える外の景色もAW1では見えていますがP100では白く飛んでいてほとんど見えません。P100のオート撮影モードとおまかせシーンモードの違いはほとんど見られません。

道路
道路_AW1_AC
道路_P100_AT 道路_P100_AC
それぞれの機種のそれぞれのモードの判断が完全に3つに割れました。
AW1のオートは風景モードに、P100のオート撮影はプログラムオートに、P100のおまかせシーンは逆光と判断しています。

田畑
畑_AW1_AC
畑_P100_AT 畑_P100_AC
モードの選択は上の道路の場合と同じです。

消防団倉庫
消防_AW1_AC
消防_P100_AT 消防_P100_AC
シャッターの文字でAW1とP100の色解像度の差がはっきりわかります。ここでもP100のおまかせシーンは逆光になっています。

水道
水道_AW1_AC
水道_P100_AT 水道_P100_AC
これは何ということでしょう?
AW1が思いっきりホワイトバランスを外してます。
参考までに、AW1のホワイトバランスをを晴天に修正するとこんな感じになります。
水道_AW1_修正
一方、P100はオート撮影とおまかせシーンで微妙に露出が違うだけのように見えます。おまかせシーンもオートとして動作しており、逆光補正は入っていません。

玄関の中
玄関_AW1_AC
玄関_P100_AT 玄関_P100_AC
撮影してカメラを片付けた後で気づいたけど、AW1とP100で画角がかなり違ってました。
照明は10W(くらいだったと思う)の白熱電球(いわゆる「ナツメ球」)です。撮影してるのが昼間なので、照明の明かりは、その周辺しか照らしていません。
AW1とP100でホワイトバランスが若干違いますね。
ホワイトバランスに関して言えば、私の感覚的にはAW1の方がバランスが取れているように見えますが、まぁ主観的な問題なので見る人にもよるでしょう。
あと、屋外撮影ではP100のオート撮影モードよりおまかせシーンモードの方が明るい事が多かったのですが、屋内のこの撮影では逆転しています。何故でしょう?
なお、カメラの自動選択はAW1とP100のおまかせシーンが夜景でP100のオート撮影がプログラムオートになっていたので、夜景として認識したために露出をアンダー側に制御したという事なのでしょう。(推測)

サンマリンスタジアム
球場_AW1_AC
球場_P100_AT 球場_P100_AC
AW1のオートとP100のおまかせシーンはどちらも自動で夜景が選択されています。
P100のオート撮影はプログラムオートとして動作していますので、夜景モードに比べるとかなり明るめの露出になっています。
同じ夜景モードで比較してみると、AW1が圧倒的にダイナミックレンジが広く、照明の状態から電線まで、しっかりコントラストの範囲に収めています。
これは明らかにAW1が有利ですね。イメージセンサーサイズがP100は1/2.3インチなのに対しAW1は1インチですから、ちょっと比較にならないかな。

今回の実験で、P100のおまかせシーンモードがオート撮影モードに組み込まれなかった理由が再認識出来た気がします。要は「おまかせ」できるほどの信頼度に達していなかったためだと思います。
いろいろ撮ってみると、オート撮影モードより露出制御の失敗が多く、使いにくいです。オート撮影でうまくいかないときの補助的な手段の一つと考えた方が良いのかもしれません。
特に、逆光識別が甘過ぎでした。

今日の実験はこれでおわり。

2台目のデジカメ(4)今さらですが

いまさらですけど、P100とAW1を同じ露出に設定した場合の画の違いを見ておきます。
空き地_AW1_160_160_8
今日の撮影サンプルは空き地です。どこかのカメラメーカーさんのように立派な建築や観光地ではありませんが、近所で撮れるところなので。

今回も左がP100で右がAW1です。
全景_P100 全景_AW1
共通設定
撮影モード:M(マニュアル)
絞り:f/8(実はもっと開放に近いほうでやれば良かったと少し後悔)
ISO感度:160

シャッタースピード1/80秒
空き地_P100_160_80_8 空き地_AW1_160_80_8



シャッタースピード1/100秒
空き地_P100_160_100_8 空き地_AW1_160_100_8



シャッタースピード1/125秒

空き地_P100_160_125_8 空き地_AW1_160_125_8


シャッタースピード1/160秒

空き地_P100_160_160_8 空き地_AW1_160_160_8


シャッタースピード1/200秒
空き地_P100_160_200_8 空き地_AW1_160_200_8



シャッタースピード1/250秒
空き地_P100_160_250_8 空き地_AW1_160_250_8



シャッタースピード1/320秒
空き地_P100_160_320_8 空き地_AW1_160_320_8



シャッタースピード1/400秒
空き地_P100_160_400_8 空き地_AW1_160_400_8



シャッタースピード1/500秒
空き地_P100_160_500_8 空き地_P100_160_500_8

白の飛ばし方よりも黒の潰し方がより違うのかな?

何処がニュートラル?ドライブは無いよ(笑)

はい、フツーの人に「ニュートラル」と言えば、関連ワードとして、ドライブとかバックとかパーキングとか返してきそうですが、私は運転免許なんて持ってないので、そっち系では攻めません。
傘_AW1_NL160_8_250
傘の話でもありません、延々とカメラの話です。

今回は、ざっくり言ってしまえば、コントラストや色に対するカメラの「味付け」の話です。
一眼レフの世界では、味付けをしない素の状態の事を「ニュートラル」と言いますが、コンパクトカメラには基本的にこのニュートラルの概念がありません。
ただ、私は撮影した画像を後からPCでいじることがあるので、可能ならニュートラルで撮りたいと思うことは過去に多々ありました。
私自身は、P100を使っているときに、以下の設定が最もニュートラルらしいと思って、以下の設定を擬似ニュートラル(私の重症の思い込み)としてこれまで使ってきました。ここでは「私ニュートラル」と名づけます。
「仕上がり設定」→「カスタマイズ」
コントラスト:-1
輪郭強調:OFF
彩度調整:±0
ただし、本日の実験は、この「私ニュートラル」ではなくて設定値としてニュートラルに見える値を「見かけニュートラル」と名づけて以下のように設定して、AW1と比較して見ました。
「仕上がり設定」→「カスタマイズ」
コントラスト:±0
輪郭強調:OFF
彩度調整:±0
と言うことで「見かけニュートラル」はコントラストだけが「私ニュートラル」とは違って±0になっております。
これを、AW1の「ニュートラル」「スタンダード」「ビビット」「ポートレート」それぞれと比較します。
ただし、今回は撮影時刻が冬の午後2時台だったので、撮影に手間をかけると刻々と太陽の色温度が下がって行くので、手早く撮影してあとの「味付け」部分をいじるのはNikonのViewNX2を使いました。
したがって、厳密にカメラの特性と同じではないかもしれません。

今回も左がP100で右がAW1です。
全景_P100 全景_AW1
共通設定
ISO:160
シャッタースピード:1/800秒
絞り:f/5

P100の見かけニュートラルとAW1のニュートラル
傘_P100_160_5_800 傘_AW1_NL160_5_800
ホワイトバランスは、せっかくチャートで合わせてるのに色再現はかなり違ってますね。
やっぱりP100は緑が苦手みたい。
ほかの色で比較すると、色の濃さには大きな差は無いようですが、コントラストはAW1よりP100の方が強いように見えます。

P100の見かけニュートラルとAW1のスタンダード
傘_P100_160_5_800 傘_AW1_SD160_5_800
緑の問題を除けば、AW1のスタンダードがP100の見かけニュートラルに少し近づいた気がします。
とりあえず、影の暗さで判断と言うところですけど…。

P100の見かけニュートラルとAW1のビビット
傘_P100_160_5_800 傘_AW1_VI160_5_800
見た目のコントラスト的にはコレが比較的近いのかもしれないと思うけど、AW1のビニール傘の発色が強すぎるのが気になります。昔のPVCの傘ならコレくらい青いんですけどねぇ、今時のビニール傘はPE系の樹脂なのでこんなに青くないです。

P100の見かけニュートラルとAW1のポートレート
傘_P100_160_5_800 傘_AW1_PT160_5_800
ポートレートの設定って比較的ニュートラルに近いんだなぁと感じる。まぁ、あまり変の風に動かすと肌色は崩れると厄介だからかな?

一応の不完全な結論、P100の見かけニュートラルは、AW1のスタンダードとビビットの中間のように感じた。

さて、今度は気が向いたら「私ニュートラル」もやってみようかな。

2台目のデジカメ(3)

デジカメ比較の続きです。
P100_and_AW1
一応この辺でお断りしておきますが、比較対象の2機種は年代も商品としての位置づけもまったく異なる機種なので、同列に比較して良し悪しを論じるものではありません。
COOLPIX P100は高倍率ズームレンズを備えたコンパクトカメラで、自由な構図で撮れる私の1台目のデジカメとして、それなりに満足しています。
ただ、コンパクトカメラ故の画質への不満と伸び縮みするズームレンズの防水性・防塵性の不満から、雨の日や海辺でも安心して使えるカメラが欲しいとの希望から選択した2台目のカメラがNikon A AW1だったというだけの話です。
ただ、2台のカメラをうまく使い分けるためにも、それぞれのカメラの特性の違いを知っておくことは大切な事なので、画質についての比較テストをやっているに過ぎません。

ほとんど公開備忘録と化しております。

さて続きです、次に気になってやってみたこと。

同じ露出で絞りとシャッタースピードの組み合わせを変える
光源は5000Kの高演色性蛍光灯で、開放絞りと最大絞りの比較です。

COOLPIX P100の場合
開放絞り_P100 最大絞り_P100
左の画像
ISO:160
シャッタースピード:1/8秒
絞り:f/3.5(開放絞り)

右の画像
ISO:160
シャッタースピード:1/1.6秒
絞り:f/8(最大絞り)

コメント
絞り値の違いは後ろのストラップのボケ具合でもわかりますが、ちょっと気になった点は、薄いベージュ色に輝く正面のリング部分です。色が若干違いますよね。実はコレ、風景写真撮るときに色再現という観点から結構悩んで何カットも撮りまくる理由になってました。(笑)
撮る景色によって、どっちが吉と出て、どっちが凶と出るか?
ただ、純粋に技術屋としての視点で見れば、シャッタースピードと絞りの組み合わせが変わったとしても、同じ露出なら色再現に影響が出るのは良くない訳で…。

Nikon A AW1の場合
開放絞り_AW1 最大絞り_AW1
左の画像
ISO:160
シャッタースピード:1/3秒
絞り:f/5.6(開放絞り)

右の画像
ISO:160
シャッタースピード:2.6秒
絞り:f/16(最大絞り)

コメント
ミラーレスとはいえ、流石は一眼です。色再現にほとんど差はありませんでした。
実験という事で、ISOは160に固定しております。
f/16ともなると、シャッタースピードが2秒を超えてしまうわけで、三脚+セルフタイマーでブレ対策をしての撮影であることは言うまでもありません。(笑)

結局のところ、この辺の問題は、技術屋として見るかクリエーターとして見るかで評価は180度変わるような気もします。

トイレの40W

今日もカメラの話です、トイレの話ではありません。
COOLPIX P100とNikon A AW1を、白熱電球にホワイトバランスを合わせて撮ったらどうなるか?
やろうとしたら、我が家で白熱電球が唯一残る場所は?と考えると,ここしかありませんでした。

トイレの40W、昔「トイレの100W」って話があった気がするんですけど、どんな話だったかよく覚えていません。たぶんトイレに100Wの電球を付けるのは電気の無駄だというような話だった気がします。
という事で、トイレの40Wの白熱電球照明を利用します。

全景_P100 全景_AW1
という事で、今回も左がP100で右がAW1です。
Toilet40_P100 Toilet40_AW1
今回も同じチャートでホワイトバランスを合わせている“はず”なのですが、その色再現にはかなり差があるようです。
ちなみにそれぞれのカメラの設定は以下の通り。

COOLPIX P100
焦点距離:6.6mm(37mm@35mm換算)
ISO感度:160
絞り値:f/3.2
シャッタースピード1.15秒
露出モード:プログラムオート


Nikon A AW1
焦点距離:17.1mm(46mm@35mm換算)
ISO感度:160
絞り値:4.5
シャッタースピード:1.3秒
露出モード:プログラムオート

ということで、今回は露出を厳密に合わせずにカメラに任せてますので、絞りとシャッタースピードの組み合わせが両機で若干違います。
それにしても、白熱電球だと同じチャートで合わせても、これほどの差が出るというのはある意味驚きでした。
なお、壁は木目の化粧合板で、小便器は薄いピンクです。

あと、わずかに写り込んでいる青白い照明はカメラの後方5mくらいにある廊下の照明で、LED電球です。

2台目のデジカメ(2)

Nikon1 AW1の続きです。

全景_P100 全景_AW1
もう一度チャートの色を見比べて見ます。
チャート1_P100 チャート1_AW1
赤系の発色の違いは肌色再現の違いとなって現れるようです。
肌色_P100 肌色_AW1
P100の方が肌色がかなり赤っぽく見えます。これは、家庭用のテレビと放送業務用モニターの色再現の違いにも似ていて、家庭用の製品は(血色良く見せるため)肌色が赤っぽく見える「味付け」をしているのです。
もう少し技術屋的観点から言い換えると、コスト等の問題で十分な色再現性が確保できない場合、条件によっては肌色が不健康に見える写真になってしまう可能性を考慮して、予め少し血色良さそうな「味付け」をしておくという側面もあります。悪い言い方をすると、安い材料で料理すると材料本来の味が物足りないのがバレるので、濃い味付けをする、なんて例えもできるかもしれません。(メーカーの回し者ではないので好き勝手に書きます)
きっと、もっと高級なカメラならAW1より薄味かも?
ところで、肌色の赤の発色はP100の方が強いのに、バックの椅子の布地の茶色はAW1の方が発色が強いというのが興味深い画像になっております。

次に、昨日もちょっと書いた色の境界の問題を比べてみます。
玄関_P100 玄関_AW1
築28年の我が家の玄関ですが、下の方に写ってる赤い花に注目して拡大します。
玄関拡大_P100 玄関拡大_AW1
茎や花びらの筋を見比べると一目瞭然です。P100では、色がかなりにじんでいますが、AW1でははっきり見えています。この辺がやっぱりコンパクトカメラとレンズ交換式カメラの大きな違いですね。
実は、昨日説明した白に近い色の再現が難しい問題とあいまって、コンパクトカメラで桜を遠くから撮影したときに、結構な大問題になります。次の桜の季節には必ず比較撮影を決行しようと考えているところです。

さて、本日最後はダイナミックレンジを見比べてみようと…。
バイパス孔_P100 バイパス孔_AW1
両方ともColorChecker Passportでホワイトバランスを合わせてるはずなんだけどなぁ。
この違いはちょっといただけない気がします。
レンズの画角こそ少し違いますけど、シャッタースピードも絞りもISO感度も同じなんですけどねぇ。
おそらく赤外線か紫外線の透過特性が違うのかな?
この辺は今後の研究課題ということで、とりあえず今日のところはパス。m(__)m

おまけの番外編
逆光モード_AW1
これはAW1のクリエイティブモードで「逆光」選択して撮ってます。
露出とホワイトバランスはカメラに任せてます。(要は自動)
これは結構いけるかも?
後日いろいろ撮って試してみることにしよう。

それにしても、AW1ってP100に比べてバッテリーの減りが劇的に速いです。
EyeFiを積んで、GPSもONにして、しかもJPEGとRAW同時記録にしてるから、仕方がないかもしれないけど、あっという間にバッテリー切れになります。予備を2本くらい買っておかないと大変かも?
ある意味この速さは想定外でした。

2台目のデジカメ

滅多に更新しなくなったブログですが、とりあえずFBに書いたら埋もれてわからなくなりそうなものはこちらに書こうかと帰還。
ということで、約5年近くぶりに、2台目のカメラを購入しました。
全景_AW1
今回のカメラはNikonNikon1 AW1 という、いわゆるミラーレスカメラで、コンパクトカメラと一眼レフカメラの中間的な位置づけのカメラです。
特に、今までのCoolPix P100が壊れたから買い替えるとかではありません。まぁ、調子が悪くないか?と問われれば、シャッターボタンの接触不良とか時々レンズエラーが出るとか年数相応の不具合は多少あるのですが、まぁ何とか使える範囲なので、今後も2台とも使っていきます。
P100_and_AW1
さて、今回の機種選定の理由は、
コンパクトカメラの画質に多少なり不満を感じていた。
土砂降りの雨の中、安心して使えるカメラがほしかった。
公共交通機関と自転車が移動手段なので、一眼レフは大きすぎる。
というところで結論がコレです。
では早速お約束の画質比較。
全景_P100 全景_AW1
という事で、以下左がP100で右がAW1です。画像の縦の長さが違うのはCMOSセンサーの縦横比が両機で異なるためです。(トリミングが面倒なので(苦笑)
まずはカラーチャートから。
チャート1_P100 チャート1_AW1
まぁ、微妙に違います。赤系の色はP100の方が強いのに、青系や緑系の色はAW1の方が強いですよね。
詳しい説明は後日にしますが、これは、おそらくP100の味付けではないかと思います。
あと、実写の画像では結構差が出るんだけど、高演色性蛍光灯と顔料のチャートだと、理想的な波長特性なので、カメラによる差は出にくいんだよなぁ…。
実際には、布製品に使われるような染料だと、深緑色なんかではかなり差が出るんですけどねぇ。
いつぞやFBに載せたP100で撮った傘とか、ほとんど深緑色がわからないんですが…。
深緑傘
もう一度この傘を撮り比べたいのですが、宮交バスに置き忘れて行方不明になったので断念。
さて、2番目のチャート
チャート2_P100 チャート2_AW1
これは2台の特徴がはっきり現れています。上から2段目を見比べると、AW1では微妙な色の変化がしっかり再現されているのに対し、P100では白の両側はほとんど色を識別できません。
実は、これは私がP100に抱く大きな不満点の一つです。白に近いけれど白じゃない色を再現できないのです。
結果、白い被写体の汚れや黄ばみ具合を撮ろうとかいう話になると、照明とホワイトバランスをいかに正確に合わせてリトライしても、みんな綺麗に写ってしまって計画が破綻するのです。(笑)
エアコン黄ばみ_AW1 エアコン黄ばみ_AW1
はい、実例がこれ。同じ日に撮った設置後12年経ったエアコン、プラスチックの白い部品は、年数相応に黄ばんでますが、P100では新品みたいに綺麗です。(苦笑)
最後にもうひとつ実写比較。

腕時計_P100 腕時計_AW1
ちょっと気になる金属の質感。でもこれは現物を見ながら説明しないと厳しそうだなぁ…。
これは次回以降別の方法で説明を試みよう。

とりあえず今日はこれでおわり。
皆様おやすみなさい。

2015-12-23 01:01追記
P100で撮影した腕時計の写真が、AW1で撮影したものと取り違えていましたので、P100で撮影したものに入れ替えておきました。

100円合羽の「超厚手」はどれくらい厚い?

最近政治的な内容はFBの方に引っ越してしまったのでこっちでは国民の一大事とは全然関係のない記事ばかり書いております。

だからと言ってアベノクライシスは全然終息するきざしなんてないんだけどね。

ということで、今日は100円ショップで見かけた「超厚手」な合羽がどの程度厚手なのか測定してみました。

材質:PVC、100円「超厚手」だそうです。
100円PVC合羽15050500 100円PVC合羽15050501
という事で、約70μmでした。ちなみに「漬物用」等として売られているポリ袋が50μm程度なので、それより少し厚い感じなのですが、軟質塩ビなので手触りはかなり薄く感じます。まぁ、100円なのであまりクオリティを期待するのは酷なんですけどね。

ちなみに、我が家にあった他の価格帯のPVC製の製品(古くて結構傷んでる)と比較してみました。

材質:PVC、約500円(購入当時)
500円PVC合羽15050500 500円PVC合羽15050501
こいつは約130μmでした。価格が5倍で厚さが2倍になるようです。

材質:PVC、約800円(購入当時)
800円PVC合羽15050500 800円PVC合羽15050501
これは180μmでした。価格は100円の8倍で厚さは約2.6倍になるようです。

ここまでは一応それなりに比例関係は成り立っているようですけど、完全な正比例ではなさそうです。

さて、ここで同じ100円商品で比較対象を探しますが、同じ材質の製品がないので、過去に買ったEVA製の製品と比較してみます。

材質:EVA、100円(購入当時)
100円EVA合羽15050500 100円EVA合羽15050501
同じ100円対決なのですが、約80μmでした。

あれ?
一つ目、超厚手じゃなくね?(苦笑)

追記
よく考えてみたら、500円と800円の製品は上下セット売りなのに対し100円の製品は上下ばら売りなので便宜上200円で計算すると結構正比例に近づくのかも?

LEDライト

なんかテーマが「エレクトロニクス」で良いのか?ちょっと微妙ですが、更新の超少ないブログなのであまりテーマ数を増やしても意味がないと思いますから、この分類にしておきます。

最近LEDライトを購入しました。こういうものです。
LEDライト2種15021500
実はLEDライトは10年ほど前に買ったものを以前から持っていたのですが電池としてCR123Aという高価なリチウム電池を3個も使用するので、ランニングコストがバカ高くなるために、分解した機械の中を覗く時くらいしか使っていませんでした。
しかし、どうも暗い夜の田んぼ道を歩くのに照明が無いのはこころもとないので「毎日使える事」という条件で今回は充電式にこだわって機種選定しました。

GENTOS NEX-979R
NEX979R15021500
手のひらサイズで何と700lmの明るさだそうです。簡単に言ってしまうと白熱電球の40W型で485lm、60W型で810lmなので、白熱電球に例えると40Wより明るく60Wより暗い明るさという事になります。
ちなみに、以前から使っているGENTOS SF-501と並べて明るさを比較するとこんな感じでした。
光量比較15021500
左:SF-501 右:NEX-979R
ただし、SF-501の電池が新品ではないので公平な比較になっていません。
次の電池交換の後にもう一度撮影してみたいと思っています。
次に、NEX-979Rの演色性を見てみたくなって、蛍光灯と自然光と比較してチャート撮影をしてみました。
光源別演色性150215
ちなみに、カメラのホワイトバランスはそれぞれの光源に合わせてホワイトバランス調整用のチャートを使って合わせています。
ということで、デジカメ撮影で見る範囲では演色性も悪くないですね。

それにしても、一昔前に住宅の建築現場で夜に使ってた作業用のライトとあまり変わらないような明るさが、今や手のひらサイズの懐中電灯になったんですね。凄い時代になったなぁ。

3月21日追記
SF-501のリチウム電池(CR123A×3)を新品に入れ替えたので、NEX-979Rもフル充電にして明るさを比較をしてみました。
光量比較15032100
という事で、結果上の写真とあまる差がない様な気がします。
ちなみに、NEX-979Rは明るさが強・中・弱3段階で変わりますけど、上の写真は強です。視覚的にはNEX-979Rの弱とSF-501が同じくらいでした。
光量比較15032101