シライトソウは、低山の森林や草に深く覆われた場所で、湿った崖や斜面に生えます。常緑性で、葉はショウジョウバカマに似ていますが、つやがなく、はっきりとした葉柄があります。晩春から初夏に花茎を伸ばし、先端に長さ10~15cmの花穂をつけます。花弁は長さ7~12mmで細長く、先端がやや広がっています。各地域でさまざまな型が見られるため、この種にはいくつかの変種が設けられていました。