野の草木きの中でこの時期一番元気なのはメドハギです。いわゆる萩の仲間で、草原や荒れ地などに普通に生える多年草です。特に河川敷に多く見られる傾向があります。草丈は1メートル前後になり、茎全体に葉をびっしりとつけます。茎の下のほうは樹木のような質感になることもあります。夏から秋にかけて、枝いっぱいに小さな白い花を咲かせます。花の大きさは7ミリメートルほどで、白色ですが、中心付近に紫色の斑紋があります。