処理水の海洋放出に関わって、中国から日本の商店や公共施設に、非難の電話がかかってきているということです。今日は、マスコミでは、ほとんど取り上げられなかったので、中国の人たちの「熱」は冷めたのでしょうか。

 なぜ中国の人たちは、このような行動をしたのでしょうか。本当に日本の処理に怒っているのでしょうか、電話するように誰かから強要されているのでしょうか。いくらかの「お小遣い」があり、そのためにやっているのでしょうか。

 もしも、中国政府のでたらめな情報戦略ののせられて、「正義感」で行っているとしたら、何と悲しいことでしょうか。日本も、かつて太平洋戦争の時に、戦果が乏しく、被害が大きいのを日本軍が隠して、あたかも各地で勝っているように国民にウソの情報を流したことがありました。今から、80年くらいの前の日本です。今の中国では、同じようなことが起きています。ウクライナ侵略に関わって、今のロシアでも同じようなことが起きています。

 情報は、送り手によって、操作されやすいものです。最新の技術によって、映像さえ加工することができるそうです。正しい情報を得ることは、現代でも難しいようです。私たちは、対立する両方の意見を比べることや「見積もり」のように最低3社の情報を比べることをしなくていいけないのかなあ、と思ったりします。