2022年のゴールデンウィークですから、少し昔の話です。

 

群馬県の高崎から出発して、善光寺の御開帳に参加して、名古屋まで4日間の自転車旅行をしました。

 

 

それまでは、家族で御開帳に出かけていました。しかし、この年は、コロナ明けで家族が二の足を踏んでいたので、それなら自転車で行ってみようと一人で出かけました。

 

 

素晴らしい景色にも出会えて、一人ででかけたのに忘れられない思い出がたくさんできました。

 

 

当時、旅行出発の2か月前に中古でGiant OCR3を4万円で購入して、フロントタイヤをハブダイナモ付きにかえて(これも中古、5千円くらいで購入)いました。

 

Giant OCR3は、アルミ製でびっくりするくらい軽い車体でした。しかし、キャリアを付けて荷物を後ろにつけると左右横に少し「しなる」感じ(クロモリ風でしょうか)がして、これが余り好きではないので、フロント側にバッグを集めました。ちなみに、タイヤはシュワルベのマラソン32Cです。

 

善光寺のある長野市から松本市の山越えも残雪があって大変な寒さで、さらに高山に抜ける山越えが雨で、文字通りフラフラな状態でやっとの思いで宿についた記憶があります。この時、山を下るときにキャリパーブレーキは利かないし、簡易的な泥除けしかつけていなかったので、路面からの水しぶきで体中がスブ濡れで凍えたのが自転車旅のトラウマになってしまいました。

 

中古で安いからという理由で購入したので、その時は自転車を自分の体のサイズに合わせる、なんて発想が全くありませんでした。この自転車が自分の体には少し大きすぎたこともあり、いつか、泥除けが付けられて、ディスクブレーキのエントリーモデルの安めのロードタイプの自転車を新車で購入したいと思っていました。

 

本当は、TrekかScottが欲しかったのですが、安いモデルでも30万円と言われて即諦めました。しかも、Scottって、いまはヨーロッパの会社ではなくなったなんて話も聞いてビックリですね。まあ、30年前にスコットのマウンテンバイクを買った時も、実は台湾製と言われましたけど。他に、値段がピンキリのモデルとしてはビアンキがあるのですが、あの色はどうしても好きになれない。ビアンキにだけには乗りたくない・・・

 

で、結局値段の安さとグラベル寄りのロードをショップで勧められてFELTに落ち着いたという訳です。

 

 

ところが・・・

 

ディスクブレーキは機械式で、雨には強くない・・・

 

しかも、泥除け装着用のダボ穴の位置がすごく変なんです。ぱっと見、どこにあるのかわからない・・・

 

 

普通の汎用の泥除けフェンダーがつけにくい・・・

 

フェンダーの加工なんて経験ないから、Honjoの高価なものには手がでないし・・・

 

汎用品のフロント側はハトメした金具は取り付けに邪魔なだけでいらないし・・・

 

専用のフェンダーは、メーカー販売終了で売ってなくて手に入らないし・・・

 

去年買った自転車なのに・・・

 

で、いろいろ探したところ灯台下暗し。アマゾンでフェンダー取り付けの補修用パーツが買えました。

 

 

ところが、フロントフェンダー用のステーが入ってない・・・

 

なんで?

 

結局、RITEWAY(ライトウェイ) 自転車フェンダー ダブルステークロスバイクフルフェンダー 泥除け 前後セット 700C/650B/27.5インチ用も購入してがんばってつけたものの、なんか、快適な自転車になる一方で、ゴテゴテしてスマートじゃない・・・

 

まあ、自分が乗っている自転車は自分には見えない、という理由で結局は納得するしかないかな、と。