通常のビールは、大麦を主に使うのですが、ドイツの伝統的なビールであるバイツェンは小麦を多く使います。小麦を多く使うことで、バナナに似た甘い香りが生まれます。

 このバイツェン。地ビールで美味しいものを三つあげろと言われると、地ビール好きな人なら、きっと誰もが名前挙げるのが、この富士桜さんのバイツェンでしょう。実際、二年前にアメリカで行われた世界的なビールコンテストのワールドビアカップでは、並み居るドイツ勢を押さえて、バイツェン部門で銀賞でした。

 バイツェンならではの香りは、鮮度に大きく左右されます。富士桜さんのバイツェンは、賞味期限がわずかに35日間。これも、バイツェンの鮮度を重視してのこと。

 樽生ならなおのこと、この香りがはっきりと分かります。


 今回の地ビール祭京都では、醸造部長もお越しいただけます。こだわりの醸造のバイツェンを、それもこだわりの注ぎ方で出していただけますから、こころゆくまでバイツェンを堪能できます。どうぞ、お楽しみください。


 それから、バイツェンともうひとつ、薫製の香りが楽しいラオホもお持ちいただけます。こちらもファンの多いビールです。


 そしてそしてひょっとすると、季節限定品も登場するかもしれません。ほぼ毎月登場するさまざまな限定品の中には、例えば下の写真の さくらボック のように、大変な人気になっているものもあります。

 今回は、このさくらボックが登場するのでしょうか。それとも初夏のビールのデュンケルバイツェンが登場するのでしょうか。


 お楽しみに。



地ビール祭京都

地ビール祭京都