おくればせながら…伝説 | J Hula Studio Blog

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スカイツリーのふもと、レッスンに励むフラガール達のDiary


終わった話で恐縮ですが・・・

3年後のために・・・(笑)


私のお知り合いが「ブルームーンの伝説」を教えてくれました。


転載のお許しを頂いたので貼り付けますね~

ステキなお話しだよ~ ラブラブ


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【ブルームーンの伝説】

昔々、ある国のとある深~い森の中。
その奥の奥の奥のほうに、名もない小さな泉がありました

この泉の周りには19人の美しい乙女たちが満月に集い
泉の周りを33回まわりながらダンスを踊ると、願いが叶
うと信じられていました。

願いを叶えたい乙女たちが、そっとベッドを抜け出して
夜の泉に集まるのです。

ある満月の晩のこと。
乙女たちが、泉に写った満月の周りで輪になりサークルダ
ンスをはじめると
狼がやってきてこんなことを言いました。
「もっと速く、もっともっと速くまわれるかい?」

乙女たちは、くすくす笑いながら
お安い御用とばかりに、踊りの速度を速くして、どんどん
ぐるぐる踊りました。

すると狼は
「君たち今、何回まわったかい?」
と、聞くのです。

乙女たちは、狼の問いかけに
「今、1回」
「今、2回」
と、最初は答えていましたが、
ぐるぐるスピードがついてくると
目がぐるぐるして、頭もぐるぐるして
しまいには、狼の問いかけに答えられなくなってしまいま
した。

乙女たちの目がまわってしまったことを見て、
「今、何回?」狼がそう聞いたとき
乙女たちは、
とうとう、それぞれに違う回数を答え始めてしまいました

「今、9回!」
「今、32回!」
「いいえ、今は30回よ!」

泉の周りをまわるのは、33回以上でも33回以下でも
願いを叶えることはできません。

一体誰が本当の回数を言えるというのでしょう?

乙女たちは混乱してしまいましたが、ずるがしこい狼はち
ゃんと数を数えていました。
そして、乙女たちが丁度33回泉のまわりをまわったとき
に、
狼がこんなふうに叫びました。

「月よ、月!19人の乙女をみんな石に変えてしまえ!」

すると
月は悲しそうな顔をしながら
狼の言葉に従って
乙女たちを石に変えてしまいました。

みるみる石になってしまった乙女たちを見て
月は悲しく青ざめました。

狼の皮をかぶった魔物は
「しめしめ、これで世界はおもしろいことになっていくぞ
・・・」
と、不敵な笑い声をあげながら、どこかへ去って行きまし
た。

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それから
満月がひと月に2回起こるような暦ができあがり
人々は、その月を「悲しい月」、「ブルームーン」と呼ぶ
ようになりました。
そして、ひと月に満月が2回起こることは
起こってほしくないことが起こる月だと噂するようになっ
てしまったのです。

それから時が流れ、森はなくなり
泉の水は地表から姿を消し、地下を流れるようになってし
まいましたが
木がすっかりなくなってしまった野原に
19人の乙女たちは石に変えられた姿で、ずっと立ちすく
んでいました。

ある年の満月の夜、貧乏な旅人が通りがかり
青い月明かりにぼーっと輝いている19個の石たちをみつ
けました。
「おや、不思議な石があるぞ、円を描いて立っている・・
・」
貧乏な旅人がそっと石に近づいて
今夜はここに寝かせてもらうことにしようと、石に寄りか
かると
深い深い眠りがやってきて、夢の世界にいざなわれていき
ました。

石たちは、乙女の姿になり、自分たちの哀れな身の上を
貧乏な旅人に夢の中で語りかけてきたのです。

「ひと月に満月が2回ある月に
あなたの夢を信じる、19人の踊り手をここにつれてきて
ください。
19人の踊り手にこの円を33回まわりながら、願いを叶
えるための
ダンスを踊らせてください。
もしも、それができたなら、それから33ヶ月目に、あな
たに秘密が明かされるでしょう。
さあ、行って、19人の踊り手をここに連れてきてくださ
い!」

朝、目が覚めた貧乏な旅人は、19人の踊り手たちを連れ
てくる約束を
石たちにして、一晩そこで過ごさせてもらったお礼を言っ
て立ち去りました。

それから貧乏な旅人は、逢う人ごとに、願いの叶う石の話
しをしましたが、
信じてくれる人はなかなかいません。
頭がおかしいと言われて笑われ、石を投げつけられました
が、雨の日も嵐の日も
信じてくれる人を探して、一生懸命話して歩きました。
あまりに一生懸命歩いたので、とうとう病気になってしま
いました。
ひどい熱が3日3晩続き、熱がひいたときには、
可哀そうに、貧乏な旅人の耳は聞こえなくなっていました

それでも、旅人は、このお話を信じてくれた19人の人た
ちをやっと見つけ
そこに行ってみたいという心のきれいな19人の人たちと
満月がひと月に2回起こるとき、乙女が石になった場所を
訪れることになりました。

旅人は19人の人たちが踊っている間
親切な人に恵んでもらった狼の毛皮を着て、
踊り手たちが、石の周りをまわる回数を数えることにしま
した。
33回以下でも以上でもいけません。きっかり33になる
ように。

青い月明かりに照らされて、集まってきた
肉屋も仕立て屋も、靴屋もパン屋の奥さんも、みんなが踊
り始めると
今度は、闇のマントを着た魔物がやってきて狼の毛皮を着
ている旅人をみつけると
旅人の耳元で今、何回?今、何回?とささやき続けました

親切な人を装った魔物は、狼の毛皮を目印にして、旅人を
そそのかそうとしたのです。

魔物は、旅人が33回数えられないように、
今、20回、今10回、今30回、今15回と
めちゃくちゃな数を旅人の耳にささやき続けました。

しかし、なんということでしょう。
運よく、旅人には魔物の声が聞こえません。
「33回!」
魔物のささやきから守られて旅人は踊り手たちに大声で
踊りの終了を教えることができました。

19人の踊り手たちはあっと言う間に、
石の周りを33回めぐって踊ることができたのです。

さて、その後も、旅人は相変わらず貧乏でしたが、
石たちとの夢の中での約束を果たせた自分を誇りに思い、
幸せな気分でした。
自分は貧乏だけど価値のある人間だと思えるようになって
いました。

33ヶ月後の満月の夜、りんりんりんという鈴のような音
が聞こえてきました。
見ると、夜空に大きな満月が輝いています。
貧乏な旅人の耳は願わずとも治っていました。

石になった乙女たちはどうなったのでしょう?
相変わらずそこにまだ、立っています。
だって、乙女たちはあの晩
旅人の耳が治りますようにと月に願ってしまったのですも
の。
そして踊ったすべての人たちが、旅人の耳が聞こえるよう
にと
願ってしまったからでした。

:*:.。.:*:・'゜☆。.:*:...:*::・'゜☆゜'・:★:.。.:ξ:・

ブルームーンは悲しい月ではありません。
ブルームーンは、あなたの願いを叶えるためにあるのです


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私はこれを読んで、

人の為に尽くすこと、それがやがて自分に帰ってくる・・・

自分の願いはそうやって叶えられていくものなのかも・・・

な~んて思ったよ・・・

J Hulaのみんな!みんなはどう思う・・・?



ドキドキ J