(神のはしためルイザ・ピッカレータの「天国の書」第11巻より)
神のご意志を行ない、その中に生きる魂には死も裁きもありません
(1912年6月9日)
私は少し苦しみを感じていた時、常に愛するイエスさまにこう言いました
「いつ私をあなたといっしょに連れて行ってくださるのでしょうか?
どうかお願いです!
急いでください、イエスさま
死がこの私の命を断ち切り、天国であなたと結ばれることができるようにしてください」
するとイエスさまは答えられました
「わたしの娘よ
わたしの意志を行ない、わたしの意志で生きる魂は死ぬことはありません
その人はこの地上で自分自身に、情欲に、多くのことに対して死ななければならないので、死はわたしの意志を行なわない人のためにあるのです
しかしわたしの意志を実行する人は死ぬことはありません
その人はすでに天国で生きることに慣れているからです
その人にとって、それは亡命の地を離れて祖国を得るために、貧しい人の服を捨てて女王の衣装を着るようなものです
それは、その人にとって自分の遺骨を捨てることに他なりません
わたしの意志を行なう人は死ぬことなく、裁きを受けず、そのいのちは永遠です
死が行なうはずだったことを、愛が前もって行なうからです
そしてわたしの意志は、その人について何も裁くことがないように、わたしの中でその人を完全に変えるのです
ですから、わたしの意志の中に留まりなさい
そしてあなたは思いもよらない時に、自分が天国でわたしの意志の中にいることに気づくでしょう」