神のはしためルイザ・ピッカレータの神秘体験より
《創造されたものは、人間に対する神の愛を支えています》
「天国の書」12巻/1920年1月9日
わたしは祈りながら永遠のご意志の中に自分を融合させつつ、考えていました。
そして最高の王のみ前に出て、私はこう言いました
「永遠の陛下、
私はあなたを深く礼拝するために、最初の人間から将来の世代における最後の人間までの、すべての人類家族の名においてあなたの足元に参ります。
あなたの最も聖なる足元に、私はすべての礼拝を封印したいと望んでいます。
私はすべての名において、あなたを創造主であり、すべての絶対的な支配者として認めます。
私はすべての人々、そして一人一人のためにあなたを愛します
私はすべての愛によってあなたに報いるために参ります
あなたは創られたすべてのものの中に、非常に多くの愛を置かれました
人はあなたに返すための十分な愛を決して見つけることはできないでしょう
けれども、私はあなたのご意志の中にその愛を見つけ、それが私の愛となることを望んでいます
そして他の行ないをするときと同様に、私は私の愛が完全であり、すべてとなるために、私はあなたの永遠の大いなるご意志の中に入ります
そしてそここそが、すべての人のためにあなたを愛するための愛を見つけることができる場所なのです
私はあなたが創られたそれぞれの星のためにあなたを愛します。
私はあなたが太陽の下に置かれたの多くの光と熱の強さのためにあなたを愛します。
しかし、誰が私の貧しい心が言いたいと思うすべてのことを言い表すことができるでしょうか?
それをするにはあまりにも長すぎますので、私はここで止めることにします。」
さて、私がそう言っていた時、こういう考えが浮かんできました
「さあ、それはどうなのでしょうか?
私たちの主はどのような方法で創造されたもの中に人間に向かって愛の川を置かれたのでしょうか?」
すると光(イエス)はその私の考えに対してこう答えられました
「私の娘よ、
確かに私の愛は、創造されたそれぞれの人間に対して急流となって注がれました。
私はそれをどこか別のところであなたに言ったはずです
いま私はそれを確認します
私の創られざる愛が太陽を創った時、それは愛の海に置かれました。
そして、人間の目、足取り、手、その全体を満たすそれぞれの光の中に私の愛は走りました
そして、その目、足取り、手を(光によって)甘く打ち、それによってその人に私の永遠のキスを与え、その人に私の愛の手を差し伸べます。
光と共に熱を流してその人を更に強く打ち、人間への愛にもどかしくなり、その人を傷つけてしまうほどに私はその人に対してより強く、私の永遠の「私はあなたを愛しています」を繰り返します
もし太陽がその光と熱によって植物を豊かに実らせるとしたら、それは人間に栄養を与えるために走る私の愛です。
また、私が人間の頭上に天空を広げ、星でそこをちりばめたとしたら、夜も人の目を喜ばせたいと思い、星が輝くたびに私の「私はあなたを愛しています」とその人に話しかける私の愛です。
ですから、創造された物は、私の愛を人間に差し出しているのです。
もしそうでなければ、創造に目的はありません。
そして、私は目的なしには何もしません。
すべては人間のために作られました。
しかし人間はそれを認識せず、私の悲しみに変わりました。
ですから、娘よ
私の悲しみを和らげたいと思うなら、私の意志の中に度々入ってきて、すべての人類の名の下に、私にすべての人の望み、愛、感謝を与えなさい」