それから私は--
泣いて、泣いて、泣いて...
目も鼻もほっぺも、真っ赤になった。
「白河..!どうしたの?」
「っ..」
橋本君、だ。
「白河。」
そんなに見ないでほしい。私、今ひどい顔してるし。
「...。」
私は、なんと、
橋本君に、抱きしめられてしまった。
「辛かったら頼ってよ!
1人だなんて思うなよ..。」
私はこくこくと頷く。
「白河、もう大丈夫?」
「う、うんっ」
そうだった。橋本君の顔を見れない。
...恥ずかしいよ。
「じゃあ。俺朝練だから行くよ」
「ありがとう」
落ち着けた。そんな気がする。
でも私も橋本君も、アイツに見られてたなんて思いもしなかった。