MESSAGE -LOVE- -12ページ目

MESSAGE -LOVE-

恋をしてる君、貴方に贈る、メッセージ。
切なく、甘い、ポエム集..!

--ある放課後

「結愛ちゃん!」

男の子の声がした。
こう呼ぶのは、

「あ..直樹君」

「聞きたいんだけどさ、翔..気にしてた?」

気にするなんてもんじゃない..
でも正直に言って良いものか。

「き、気にしてた
っていうか、なんて言うかね..」

「良いよ、正直に言って。」

「あのね。」

意を決して、
あの雨の日のことを打ち明けた。

「そっか..」

「..うん」

「俺さ、バスケ部はやめたけどバスケは好きなんだ。

 だからクラブチームに入る。」

「そうだったんだ」

クラブチームか。

「翔は本当に上手い。でもな、それだけじゃだめなんだ。

 それだけじゃ部長として不十分なんだよ..」

最後の方は
独り言のようになっていた。

「結愛ちゃん副部長だよね?」

「そ、そうだよ。」

「じゃあ、頑張ってね。」

いつものように優しい、

しかし、どこか悲しげな顔をして私の前から去った。
どうしたんだろ?頑張ってね、って..

副部長か。

部長の渚々(なな)に任せっぱなしだ。

私に出来ること?