― 渚々、結愛..私..
部活、やめたいんだ ―
そう、麻緒(まお)が言った。
佐倉麻緒(さくら まお)は、
中学から部活で仲間。彼女もレギュラー。
「ま、麻緒..?どういうこと?」
「..。」
それから麻緒は、
何も言わなくなってしまった。
「言わなきゃ分かんないよ、麻緒!」
渚々が声を荒げる。
私は何も言うことが出来ない。
「私は、必要ないんだよ。2人と違って..」
「必要ない?麻緒が?ねぇ、ちょっと待って!」
渚々を無視し、麻緒は泣きながら帰ってしまった。
--その後の空気は最悪。
麻緒は部活に来なくなった。
直樹君はもしかして知ってたのかな?
だからあんな事...。
また、何も、出来なかった。