少しずつ思い返していきます
まずは絵画展から。
私が見たのは3回。
9日11時 マスカレイド
10日10時 金龍
10日18時 金龍
まず入口を入って音色が迎えてくれました。
昨年のマスカレイド展で、特に上野で初めて会場に入り息が詰まるほどの重圧を感じた絵画展の中で、唯一と言っていいほど明るい色を使っている作品でした。
音色の作品を見て、とてもホッとしたのを覚えています。
小さな龍たちは色使いもカラフルで、楽しげな子供の龍たちが遊んでいるようなかんじがします。今回初出店の「遊龍」。
たくさんの「点」で描かれた龍。優しくカラフルな色使い。その上からレジンのようなコーティングして合ったので見方によっては3Dのように見えたりしました
会場の手前には昨年の作品が飾られていて、マスカレイドが真ん中にドーンと存在感いっぱいに置かれてあります。
何度見てもその存在感、重厚な佇まいに圧倒されます。
Crystalmemoriesは相変わらずキラキラと輝きを放っていました。やっぱりこの作品が好きです
マスカレイドの裏には昇龍。やっぱりそかっこい
1年振りに見る昇龍。顔の迫力、手の力強さ空を自由に飛び回っている昇龍の背中にはきっとToshlさんがまたがっているんだろうなぁと想像してしまいます
そして、奥手に新作である龍たちがその姿を見せてくれました。
「武龍」
「炎龍」
「金龍」
龍、4部作。かっこいいなぁ
それぞれ違った表情、性格であろう龍たち。
私は「武龍」が1番気に入ったかな
よーく見るとたくさんの色が何回も何回も重ねられているんです。大きな作品なのでどこをどんな風にイメージしながら描いていったのか…Toshlさんの頭の中を覗いてみたい気分です
リズミカルに踊っているように、お祭りのようなそして女性的な優しさがあるような、そんな龍に見えます。
あっ…
ここだけの話ですが
武龍を見ていた年配の男性が
「これはタコか?イカか?」
な〜んて言ってたとか言わなかったとか
確かに見方によってはそう見えなくもない、エビにも見えるかも
でも、きっといいんだと思います。
それぞれのイマジネーションを膨らませて、想像して考えて、あーそうかって気づいたり、なるほどねって納得したり。
自由に感じることがToshlさんの求めていることなのでしょうね
でも、タコかイカかにはちょっと笑っちゃいましたけどね
「炎龍」は赤い丸の集合です。
離れてみると立体的に見えたりして、赤い球体がコロコロ落ちてきそうに見えました。
胴体だけ見て、題名だけ見ているとどこか情熱的のような、力強いようなイメージになりますが、実際の作品はやっぱり優しさが感じられました。
それは顔の部分に描かれている黒と白の花?蝶?がそのように感じさせています。
この花?蝶?がとても綺麗でハラハラと風にまって花びらがちっているようにも見えたり、蝶がたくさん舞っているようにもみえて、情熱的な赤い球体の龍なのですが、どこか優しくやっぱり女性的な見えるのです。
「金龍」
ニコ生でToshlさんが
「たくさんのエネルギーが溢れている」と仰っていましたね
地下から天に向かって一斉に光の粒が溢れ出して、空いっぱいに広がって、世界にその光が降りたっているようです
世界を光で照らしたい、そんなToshlさんの想いもあるのかな…
私が感じたこと
昨年の作品と新しい作品の空気がんが違うということです。
マスカレイド展で見た作品たちもどれも素晴らしいのですが、やっぱりぐーっと深く心を押されるような感覚になります。どこかちょっと重たいような…
けれども今回の作品たちの空間は、パーッと放たれた、解放されたような、見ているこちら側まで元気になれるような絵画たちでした。
昨年まではどちらかと言うと
Toshlさん自身に向けて…
今年の作品たちは
相手に向けて…
誰かのために…
みんなのために…
そんな違いがあるのかなぁなんて勝手に思いましたよ
コンサートの時にも常に言葉にしていた、支えてくれた皆さんへのご恩返し
これがすべてなのかな…と
人は自分を大切にできて初めて人のために尽くすことが出来るのだと思います。
自分を好きになれなければ他人を好きになれないし信じることもできないと思います
雑な見取り図ですが載せておきます
2作品、題名忘れちゃいましたわかり次第追記しますね
※感想はあくまでも個人的なものです